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犬にも辛い梅雨☔️。健康トラブルへの予防策とケア方法とは😮?
2017/06/01

今日から6月。

爽やかな晴天続きの日々から梅雨へ入る季節がやって来ました。

獣医さんによれば、梅雨はワンちゃんが特に体調を崩し易い季節とのこと。

梅雨入り直後に最高気温は若干下がるものの湿度が大幅に上がるため、食欲不振・消化不良・泌尿器系トラブル・風邪のような症状の患者が増え、次に皮膚トラブル・感染症が、さらに梅雨の後半は気温も上がり熱中症・日射病が増えていきます。

この傾向を頭においた上で準備・対策をすれば、トラブル発生のリスクを減らすことができるかもしれません。

https://instagram.com/p/BUr4CCqlTTh/

( 画像:@thedogist )

 

入梅時期のトラブル

最低気温が下がらず湿度が大幅に上がることがトラブルの原因。

ワンちゃんの大半が毎日を屋内だけで過ごすようになり体調を崩すようです。

食欲不振は多くの場合時間が解決してくれますが、消化不良(下痢等)や泌尿器系トラブル(尿道炎・膀胱炎等)は重症化することも。

特に子犬は重症化が速いので要注意。

お早めに獣医さんにご相談ください。

 

尿道炎・膀胱炎は、ワンちゃんの毎日の摂水量と排泄の減少が原因かもしれません。

屋内だけで過ごすようになれば、ワンちゃんは水分摂取を控え排泄も減ります。

尿道に入った雑菌は基本的に尿と一緒に体外に排出されますが、排泄が減ると尿道に留まり増殖。

感染は体の内部に向かって広がり膀胱炎(血尿等)や膣炎などに発展。

女子の多くはお尻を地面近くに下げて排尿するため男子より雑菌に感染し易く、さらに尿道の一部が膣口に近いため、避妊済みでも下り物が出ることがあります。

陰部をしきりに舐めるなどの兆候を見逃さず対応すれば、重症化を防げる可能性が高いです。

 

皮膚トラブルと感染症

湿度が上がることで、マラセチアや黄色ブドウ球菌などの常在菌(普段どこにでもいる菌)による症状やダニが媒介する病気も増えます。

 

マラセチアは増殖すると皮膚の赤み・痒み・ニオイなどを引き起こし炎症や爛れに発展。

常在菌だけに完全殺菌は難しいと言われています。

専用の薬用シャンプーもありますが、感染部位は足指の間や口の周囲だけでなく耳の内部にまで及びます。

ワンちゃんが、菌のついた足で耳や頭を掻いたり、逆に耳の中で増殖した菌が足に移り、それを舐めて口唇近くに増殖したりと悪循環になるケースもあります。

シャンプーで殺菌したつもりでも、足指の爪と皮膚の境目に菌が残り、度々症状が再発することも。

 

黄色ブドウ球菌も常在菌のひとつ。

多くの場合、皮膚が赤くなり痒み・爛れや膿皮症(赤い湿疹や膿疱、かさぶたや脱毛など)を引き起こします。

一部の獣医さんによれば「原因は不衛生な環境とよく言われますが、ペットのワンちゃんについては、免疫力や皮膚バリアの衰えから発生する例、またはアレルギーやアトピーに伴う例が多い」とのこと。

内服薬が効く場合は服用から間もなく効果が表れる一方で、投薬を止めると再発し長引くケースも多いそうです。

 

湿度が上がるとダニも急増し、これが媒介するバベシア症のリスクも増えます。

残念ながら病気の完治は難しく、ダニ予防策で感染を予防するしかありません。

滴下タイプの予防薬は、ダニがワンちゃんの体に付着してから殺虫効果が出るまで1~2日。

この間にダニがワンちゃんに噛みつきバベシア原虫が体内に侵入すれば、感染する可能性はあります。

またワンちゃんの体がシャンプーなどで濡れると、滴下タイプの殺虫効果は弱まります。

アレルギーやその他の持病がなくワンちゃんとの相性が良ければ、経口タイプの試用を検討されてはいかがでしょうか?

 

  https://www.instagram.com/westiegeorge/

( 画像:@westiegeorge )

westiegeorge

 )

 

梅雨前の予防策 

  • アンダーコートをしっかり取り除く 

   ※サマーカットについては下記をご覧ください。

  • 特に長い耳やたれ耳のワンちゃんは、耳の内部や周囲の毛をできる限り取り除き、風通しを良くする(マラセチア)
  • パッドの毛を短くカットする
  • 洗い替え用のマット・カバーを用意する
  • 必要に応じてシャンプーを見直す(殺菌性シャンプー、皮膚バリアの保護等)
  • ダニ予防薬の見直し(滴下タイプ、経口タイプ等の見直し)
  • 通気性の良いエリザベスカラー(例:メッシュタイプ)を用意する      (毎年のようにマラセチア内耳炎になるワンちゃんに)

 

梅雨入り後のケア 

  • エアコンなどで温度(21~25℃)と湿度(50%)を調整。扇風機で送風をプラスする。 
  • 散歩後は足を洗い、タオルで拭いてパッドの毛もドライヤーで乾かす。               
  • 月に1~2回シャンプー。体のシワやたるみもしっかり洗う。ドライヤーで毛の根本まで完全に乾かす。
  • 寝具はこまめに洗濯し乾燥機などで完全に乾燥させる。
  • 多頭飼いの場合、他のワンちゃんに移さないように予防する(隔離など)。
  • こまめに耳のクリーニング。ガーゼで内部を優しく水分が残らないように拭く。

 

( 画像:@percy_boston_terrier )

 

サマーカット 

最近はチワワが柴犬に変身するなど、サマーカットも多種多様。

その一方で、サマーカットの有効性については、プロのトリマーさんの間でも意見が分かれます。

ワンちゃんの見た目は涼しげですが、直射日光が地肌に届き皮膚が傷つき易くなります。

ブラッシング等のお手入れが簡単になる一方で、雑菌がつく、雑草の汁が皮膚についてアレルギー症状が出る等のリスクは増えます。

また、カットしたら毛質が変わった、毛が生えそろわなくなったという話も耳にします。

サマーカットに不安があれば、毛を梳く方法もあります。

部分的でも梳きばさみで短くすれば、熱がこもり難くなります。

どちらが良いかは個々のワンちゃんの犬種、毛や皮膚の状態またライフスタイルによるため、トリマーさんにご相談ください。

 

これからの数ヶ月は、ワンちゃんもと家族にとって健康維持が最優先課題。

準備と予防で厳しい季節を、できるだけ快適に乗り切りましょう!

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