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ワンちゃんデンタルケアのすすめ😁 ✨
2017/06/12

人間も犬も食の楽しみは同じであるように、かかる歯の病気もほぼ同じです。

有名な米国の獣医さんによれば「犬が理想体重を保てれば寿命が15%(平均2年)、毎日の歯のケアでさらに15%(平均2年)も伸びる」とのこと。

日本では3歳以上のワンちゃんの80%が歯に関連する何らかの病気にかかっており、特に小型犬種は全般的に歯垢や歯石が溜まり易いそうです。

獣医さんは定期的な診察とクリーニングそしてホームケアを勧めています。

 

定期的な診察とクリーニング

定期的な診察では、まず口臭を確認。

歯周病だけでなく内臓疾患の可能性も推察できるそうです。

次に、歯・噛み合わせ・歯茎・歯根の状態、歯垢や歯石の付着等を見て触って確認。

これで歯周病の進行度がある程度分かり、必要に応じてスケーリング(金属の器具で歯石をかき落とす方法、麻酔・無麻酔の両方があります)を施します。

 

歯周病の状態により、全身麻酔でレントゲン等の検査とクリーニング(スケーリング、研磨等)を実施。

歯周病の大半は歯肉線(歯と歯茎の境目)の下で発生・進行するため、検査で歯茎の内部や骨も確認。

確かに麻酔はワンちゃんには負担ですが、検査と同時に徹底的にクリーニングすれば歯周病や内臓疾患に発展するリスクが格段に減るそうです。

 

ホームケア

専門家の処置以外で大切なのはご自宅でのケア(お口チェックと歯磨き)。

以下は、お口チェックで特に注意したい点です。

該当する場合には、できるだけ早く獣医さんにご相談ください。

 

お口チェックのポイント🌟

  •  口臭:
  •  歯や歯根: 欠損・変色・圧痛・グラグラする
  •  歯垢・歯石: 付着の場所と程度
  •  かみ合わせ:
  •  歯茎:赤み・出血・腫れ・腫瘍・下がっている
  •  舌の裏:嚢胞
  •  その他:

- 片側でしか噛まない、必要な時しか噛まない(例:噛むオモチャに興味を示さない)

- 食べ物をよくこぼす

- 食欲がない、体重が減少

- 絶えず鼻水が出る、クシャミが多い、大量にヨダレを流す

- 顎が腫れて大きくなる

- 普段より多く顔を掻く

- 口を触ると避ける(注:かなり個体差があり、特に慢性的な痛みがある場合はワンちゃんが隠そうとするので決定的な証拠にはなりません)

 

歯磨き 

犬の歯は人間のものよりもエナメル質が少なく、食べ物の残りかすや歯垢・歯石が付き易いため、犬の口の中はバクテリアが繁殖する上で絶好の環境です。

 獣医さんは「毎日1回が理想。難しければ週3回を目標に」歯磨きを推奨。

歯磨きに関する注意点・コツを以下に紹介しますので参考になれば幸いです。

 

①人間用の歯磨きペーストは使用しない 

犬には害になる物質を含むため、犬用の歯磨きペーストを使用しましょう。

 

②歯磨き効果のあるトリーツや噛むオモチャだけでは不十分 

ご家族の目でワンちゃんの口の中の状態を確認することが大切です。

なおヒヅメなど硬すぎる骨は歯を破損することも。

ワンちゃんに合った硬さと大きさの骨を選び、ご家族が手に持った状態で噛ませます。

同じ歯で噛ませ続けないように、また使用後は取り上げることをお忘れなく。

 

③歯磨きはポジティブに

歯磨きはワンちゃんには我慢の時間になりがち。

歯磨きが初めて、または苦手ならば、できるだけリラックスできるように褒めたり体を撫でたりしながら進めると効果的。

また、歯磨き完了時にご褒美として歯磨きペーストを少量舐めさせるなど良い印象で終えると、ワンちゃんは習慣として受け入れ易くなるそうです。

  

(左) @lapdogcreations  (右) @spica_the_pocket_beagle

 

④歯磨きペースト・道具はワンちゃんの好みに合わせる

多くのご家族は口臭予防を考えてミント系のペーストを選ばれますが、ワンちゃんには刺激が強すぎる場合があります。

肉など別のフレーバーを選ぶこともご検討ください。

なお歯ブラシを使う場合には、毛が柔らかい方が受け入れ易いようです。

 

⑤歯垢の付きやすい箇所を重点チェック

歯垢・歯石は歯の表側、特に頬の内側周辺に付き易いです。

 

⑥歯磨きは短時間に優しく

一週間に一度すべての歯を磨くより毎日短時間でも一か所ずつ磨く方が、長い目で見れば歯の健康と習慣の継続の両面で効果的。

歯ブラシは力を入れずに小刻みに円を描くように動かし、上顎の歯については下向きに動かします。

またガーゼを使えば、歯肉線近辺や歯茎のマッサージも可能です。

 

特に高齢のワンちゃんは歯磨きを突然拒否することがあります。

一度拒否すると、なかなか口を開けてくれません。

理由が痛みでなければ、道具や歯磨きペーストを見直してはいかがでしょうか?

また、部分磨きが完了したら歯磨きトリーツを与えたり、磨く代わりに歯磨きペーストを歯に塗り付けたりと、時には追加的な工夫や柔軟な対応も必要かもしれません。

高齢犬の歯周病は進行が速く、さらに肝臓・腎臓・心臓等の病気や糖尿病等も発生・悪化させます。

獣医さんにご相談の上、ワンちゃんの現在の状態に合った歯磨き方法を見つけてください。

 

ワンちゃんの「ごちそうさま🍴!」の笑顔は最高!ご家族も自然に笑顔になりますよね。

ご家族全員が笑顔の毎日がずっと続きますように!

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