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犬も苦しむ花粉症
2017/03/22

待望の春がやってきました!

冬の間、引きこもりがちだったワンちゃんも、ワクワクしているかも。青空の下、ご家族と一緒のお散歩やドライブは、楽しいですからね。

その一方で、春が連れてくる厄介者――花粉。

今年はスギ花粉の量が昨年の3倍だとか。すでに花粉症の診断を受けた方も、その疑いのある方も、早目に対策を採ることが大切です。

さらに厄介なことに、実は犬にも花粉症があります。主な原因はブタクサ等のイネ科植物の花粉で、5月~8月頃にピークを迎えると言われています。

では、犬の花粉症とはどんなものでしょう?

最も多い症状は皮膚トラブル。

ワンちゃんが特定の箇所をしきりに舐めたり、掻いたりしていると気が付いたら、まずは優しく声をかけてください。

間違っても、叱ったり、手を出したりしてはいけません。そうすると、ご家族の目が届かないところで秘密の作業を続け、症状を悪化させてしまいます。声をかけて、大好きなオモチャ等でワンちゃんの気を逸らせてみてください。それでも構わずに舐めたり、掻いたりを続けるようなら、痒みや違和感が強いと見て良いでしょう。

できるだけ早い受診を、お勧めします。

ですが、残念ながら、アレルギーは完治することがありません。早期に症状を抑えて、上手く付き合う方法を見つけることこそが、アレルギー対策の鍵と言えます。

「受診以外にできることはないの?」とおっしゃる愛犬家の皆さん。

愛するワンちゃんが苦しむ姿を見るのは大変辛いですし、対策は、通常、発症から生涯を通じて行わなければなりません。

以下のサイトでは、さまざまな項目について、具体的なアドバイスが掲載されています。参考になれば幸いです。

http://www.aikenonline.jp/report/?d20120322_143258

これ以外にも他のサイトでは

  • ドライブ中に、犬が窓から顔を出さないようにする
  • 寝具を毎週1回、熱いお湯で洗って完全に乾かす
  • おやつを炭水化物や脂質の少ないものに変える
  • 日誌をつける(その日の天候・花粉量・散歩の時間や場所・食べたものに加えて、薬の種類や量とワンちゃんの活動やアレルギー行動を記録)

なども紹介されています。

なお、多くの獣医さんが、皮膚トラブルを抱えたワンちゃんに対して、水浴やシャンプーの回数を増やすように勧めています。

体に付いた花粉やその他のアレルゲン、雑菌を落として皮膚を清潔に保つことで、トラブルを予防・解消しようということです。

診察にあたり、現在使用されているシャンプーを持参して、獣医さんに相談されてはいかがでしょうか?皮膚トラブルを抱えたワンちゃんの大半について、皮膚バリアの機能低下が見られるとか。

獣医さんからは、シャンプーの後は、しっかり乾かすように、逆に保湿剤などで皮膚バリアを保護するように、指示される場合もあります。

また、トラブルの原因が、新陳代謝が落ちたことにあり、現在のシャンプーが合わなくなっているかもしれません。なお、シャンプーが毛を洗うのに適していても、皮膚には――特に傷ついた皮膚には――刺激が強すぎることも、十分考えられます。

獣医さんにも、どんなシャンプーが、愛犬の現在の状態に合っているのかをアドバイスしてもらえたら、効果的な治療につながるでしょう。

また、シャンプーと合わせてダニ予防薬についても確認されることを、お勧めします。

 傷ついた皮膚にダニ予防薬を滴下すると、それが刺激になって痒みを悪化させる可能性もあります。滴下タイプから内服タイプに切り替えることも、検討の価値はあると思われます(内服タイプでアレルギー症状が発生しないとは言えず、あくまで個々のワンちゃんとの相性によります。ご注意ください。)

特にアトピーのワンちゃんには、通常、薬用シャンプーを勧められます。薬用シャンプーは710日に1回の使用を指示するものが多く、一方、一般的な滴下タイプのダニ予防薬は、有効期間が1か月から90日程度なのですが、その間の水浴(シャンプーではありません)は1回程度と設定されています。つまり、シャンプーの頻度が増えれば、ダニ予防薬が効果を発揮できる期間が短くなります。

近年、ダニが媒介する病気が、人間にも、またペットにとっても脅威となっており、ダニ対策は欠かせません。シャンプーとダニ対策は、セットでご検討ください。

治療は早期に、そして、アレルギー対策は焦らずに。愛するワンちゃんが、ご家族と一緒に春を笑顔で迎えられることを願っています。

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