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おるすわん図鑑 Vol.1 〜トイプードル〜
2017/08/02

ぬいぐるみのような容姿に甘え上手。
犬を飼ったことがない人でも思わず抱きしめたくなる犬種、トイプードル。
飼い主さん達に訊くと、ご家族に迎えた理由の第一位は「一目惚れ」。

「日常生活や健康面で問題はないですか?」と尋ねると「吠える/唸る/威嚇」「皮膚トラブル/アレルギー」「便秘や下痢が多い」と、お悩みの一端が見えてきました。

一番深刻な問題は「分離不安」。
独りでのお留守番が苦手なので、ご家族は近所に買い物に行くのも大変なのだとか。
また、吠えるだけでなく体に変調をきたすワンちゃんも多いようです。

なぜ、トイプードルには分離不安が多いのでしょうか?
私達はこの犬種を本当に理解しているのでしょうか?


トイプードルの歴史とは?

プードルの起源には諸説がありますが、共通しているのは主に水鳥を回収する狩猟犬だったこと。
スタンダード・プードル(体高:45~60cm)の体格で、現在と同じく毛はカールしていたものの束になっていたそうです。

ちなみに有名なプードルカットは---関節や尻尾などの一部を残して全身の毛を刈り上げるもの---古くから行われており、野山を駆け回っても傷つかないように、また泳ぎ易いようにと工夫されたもの。
プードルは長くワーキングドッグとして狩猟犬から番犬やサーカスのパフォーマーまで、さまざまな役目を果たしてきました。


近世ヨーロッパでは交配が盛んになり小型のプードルが誕生。
トリュフ狩りに利用される一方、ヨーロッパ諸国では王族や貴族などの愛玩犬としても寵愛を受けました。


18世紀には英国でトイプードル種が確立。
以降、トイプードル(体高:24-28cm)は富裕層から一般市民の間へと急速にペットとして受け入れられていきました。


トイプードルの気質は?



プードル種全般が、ワーキングドッグの系譜により飼い主に忠実で従順。
傍に陣取り、飼い主の動きや表情を観察し気持ちを敏感に察知します。
褒められることが学習の原動力で、教えられたことは、ほぼ確実に実行できる優秀なパートナー。
興奮スイッチのONとOFFが明確で、突然活発になることはあっても長くは続きません。
遊びに夢中でも飼い主の一声で注意を引き戻すことができます。


小型のプードルはスタンダードよりも神経質。

初めて出会う人・動物・ものには慎重で、好奇心があっても自分から直ぐに近づくことなく時間をかけて慣れるタイプ。
自分なりの「安全圏」があり、一定の距離をおいて相手を警戒しながら観察し自分の安全を確保します。


また、ご家族以外の人間が入ってくる可能性がある玄関ドアは重点警戒ポイント。
屋外の気配に対して敏感に反応し唸り吠えることが多いと言われています。


プードルにとって一番の安心はご家族の存在。
距離が非常に近く、依存度も高くなりがち。
小型のプードルは神経質なだけに、ご家族から離れて過ごすこと、無視されることがストレスとなり鬱や消化器系疾患になることも。
ただし、かまい過ぎ、甘やかし過ぎは禁物。
自分の欲求が満たされない場合はストレスを募らせ、催促吠えや破壊行動などに発展しかねません。


ワンちゃんが、安心・スキンシップやケアを必要とするときは、過剰にならない程度に与えなければなりません。
一般的にプードル種は飼い易いと言われていますが、そこの匙加減は、他犬種よりむしろ難しいかもしれませんね。


「散歩や運動が要らないから」と小型のプードルを家族に迎える人がいますが、これは正しくありません。
小型でもアスリート体質なので運動意欲はむしろ高いと言って良いでしょう。
ご家族と一緒の運動ならワンちゃんは大変喜びますし、絆もさらに強くなること間違いなし。


飛んだり跳ねたりの激しい運動では膝蓋骨や椎間板などを傷める可能性があるためケアや特別な配慮が必要。
ケアさえすれば、ボール遊びやかくれんぼからオビディエンスやドッグダンスまで、バラエティに富んだ運動を、大・中型犬以上の長期にわたり続けることができます。


高齢や持病などで体を動かすのが難しい場合は、頭を使う遊びや体幹トレーニングを採り入れてはいかがでしょうか?
知育玩具やバランスボールの利用、宝探し、臭気選別やオモチャの片づけなどで筋力や認知力を補強しましょう!


体や脳の疲労は深い睡眠をもたらしストレスを解消します。
ワンちゃんの精神的なバランスを保ち、恐怖やストレスが引き起こす問題行動や症状の軽減・防止に有効です。



トイプードルのお留守番!



The Poodle Information Centerのサイトは、プードル種に特化した役立つ情報を掲載しています。ここでは分離不安に関する内容を抜粋してご紹介します。


<プードルの分離不安による問題行動や症状>

〇 発生は年齢や留守番の時間の長さに関係しない
〇 過去に問題がなかったのに高齢になってから発生するケースがある


<典型的な問題行動・症状>

〇 吠え続ける
〇 破壊行動
〇 鬱
〇 叫ぶ
〇 家族が自宅を出る際に見せる異常な興奮による行動
〇 家族の帰宅時に見せる異常な興奮
〇 排泄トラブル


<屋外に出すことなく自宅で留守番ができる時間の目安>

〇 生後2か月=2時間 (以後、1か月ごとに1時間追加)
〇 1歳=8~9時間程度


<お留守番にあたって>

〇 個々のワンちゃんに合った環境づくりが重要 必要なアイテムを用意

例:

- 温度管理された場所:地下やガレージは不可
- 昼寝用エリア : クレート内に毛布、犬用ベッド

- 必要に応じてサイズが変更できるフェンス
- 万が一のための排泄用の新聞紙など

  • ご自宅での排泄トレーニング中の場合は、不在中に新聞紙やペットシートを置くと、コマンドに従って排泄できるようになるまで時間がかかるかもしれません。その場合は、ドッグウォーカーに依頼してワンちゃんの排泄と散歩を依頼することも検討しましょう。

- 常に水が飲める給水ボトルや食餌、オモチャ

〇 ワンちゃんを一日中クレートに閉じ込めておかない

孤独がストレスなのに、排泄など生理的欲求の我慢はさらにストレスを募らせる


<その他の準備>

⚠︎実際に試して効果を確認する必要があります

〇 BGM代わりにテレビやラジオをつけておく

アニマル・チャンネルやペットに関するチャンネルはワンちゃんを落ち着かせることが多い。
ラジオはおしゃべり専門チャンネルを。

〇 ワンちゃんの居場所を窓の傍にする

「外の世界が見える」ことで安心できるかもしれないが、鳥が来る度に吠える子もいるので要注意

〇 少なくとも一か所の電灯をつけておく

灯りのない家は、明るい家よりも寂しさを募らせる。特にご家族の帰宅時間が日没後の場合、また留守番中に嵐が来る可能性がある場合


<その他のヒントや注意>

〇 家を出る際にはワンちゃんに声をかけず静かに

「お別れの儀式」をしない。「行ってくるよ」など声をかけるとパニックの引き金になる可能性がある。ワンちゃんとのふれあいは、遅くとも家を離れる45分前までに終了。

〇 家を離れる20分前までにワンちゃんの排泄を完了

〇 やさしくサークルなど囲いのある場所にワンちゃんを入れる

〇 ご家族はおでかけが大ごとではないという態度で自分の支度を

〇 家を出る際はサークル内にオモチャなどを投げ入れワンちゃんの注意を逸らす

〇 ご家族不在の時間が8~9時間を超える場合は、ペットシッターなどワンちゃんを見守る人を手配 
      不在の時間が一晩を超える場合はペットホテルなど預かりサービスの利用を検討



人に忠実で愛着が強いトイプードル。
犬種特有の気質ゆえに独りでのお留守番は高いハードルです。
しかし、ストレス解消を配慮してあげれば、心も体も健康で毎日を笑顔で過ごせることでしょう。

参照:http://www.franciscodegoya.net/The-Duchess-Of-Alba.html
         http://www.franciscodegoya.net/The-Duchess-of-Alba-(detail).html 

 

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