このプロジェクトでロッキーさんが建てているのは、単なる簡易的な犬小屋ではありません。犬が寛ぐ場所や家具など、そこで快適に暮らすために必要なものがすべて備わっている、人間が暮らすような家を小さくしたものです!
保護犬たちはそこで、里親が見つかるまでの間快適に暮らすことができます。またそれによって、保護犬たちが里親に引き取られた後、その家の環境に慣れやすくすることができるのです。
まだ日本ではそこまで馴染みのない「Pet Tech」という言葉。
アメリカで既に盛んで、これから日本にやってくると言われるこのPet Techについて、アメリカの例を元にまとめていきます。
まずペット産業はどのような動きを見せているのでしょうか。
世界最大のペット大国であるアメリカですが、飼育頭数に関しては近年大きな変化はありません。
微増や微減を繰り返しながら飼育頭数は170~180万頭を維持しています。
飼育頭数が横ばいの推移をしている一方で、ペット産業市場は毎年大きく成長し続けています。
10年間で1.6倍に成長しており、この成長は今後も続くと考えられています。