Furboを実際に使っている方は、Furboをどう思っているのでしょう?
今回はトイプードル2匹とスタンダードプードル1匹お住まいのTomomiさんとお母さまをインタビューしてきました✨
梅雨が明け、本格的に夏が始まります。
愛犬家の皆様はこの季節、旅行やペットイベント、 ドッグランへ愛犬を連れて行かれる機会も少なくないでしょう。
そんな時にこそ警鐘を鳴らしたいあの病気、そう「熱中症」です。 熱中症は少しでも処置が遅れると致死率が50%にも及ぶとても恐ろしい病気です。獣医師である私も、個人的に熱中症の子を治療の甲斐むなしく亡くした経験があり、なんとも憎い病気として危惧しています。
そんな恐ろしい病気、熱中症の対策の仕方を救急獣医師が解説します。熱中症にかかりやすい犬種や状況、また熱中症になってしまった場合の対処法も紹介するので、是非最後まで読んでみてくださいね。
熱中症になりやすい犬の特徴を踏まえた上で、ワンちゃんが過ごす環境にも目を向けてみましょう。実は室内でも室外でも熱中症は起こり得ます。次のような環境下では注意しましょう。
高温多湿な環境:一般的には気温26度以上、湿度が60%以上の状態を指します。
密室で換気されていない環境:窓を閉め切ったお部屋や車など。
炎天下の車内:炎天下の車内はエンジン停止後、わずか30分で約45度にもなります。
これらの環境下で過ごす際は、十分な対策を施してから行くようにしましょう。 熱中症は、身体が熱くなって、ぐったりする症状が出てからでは間に合わないこともしばしばあります。それでは、熱中症に早く気づくためにはどうしたらいいのでしょうか。
次のような症状が見られる場合、ワンちゃんが熱中症にかかっている可能性があります。
軽度:呼吸は正常で、走る元気はあるが、身体がやや熱い。
中等度:呼吸が荒く、身体を触ると熱く、あまり走らない。
重度:呼吸が荒く、舌が紫色がかり、伏せのまま動こうとしない。
熱中症は早めの対処がとても大切。
軽度の場合は水分を取らせたり、涼しい環境へ移動させましょう。
中等度以上の場合は、即座に身体を冷やし始めて、動物病院へ連れて行きましょう。
愛犬に苦しい思いをさせないためにも、予め熱中症にかからないよう対策しておくことが何よりも大切です。次のポイントを意識してみてください。
暑く、換気のされていない場所には、まず行かないようにしましょう。天気予報などを見て、時間ごとの気温や湿度を把握しておくことも重要です。温度の高いお部屋にいるときは、窓を双方向に開け、風の通り道を作りましょう。
身体を冷やすものをワンちゃんの首に巻いたり、洋服に装着することで、高体温を予防します。冷やしすぎには要注意。
室内でも熱中症は起こります。お留守番カメラの前に温湿度計を設置し、室内の温度や湿度を愛犬の症状と合わせてチェックして、異常をいち早く見つけましょう!
いかがでしたか?
熱中症は犬種や抱える持病によっても発症のしやすさが変わってきます。去年は大丈夫でも今年はリスクが上がっていることもありますので、今回の記事を見ながら愛犬の状態や生活環境を見直してみましょう。
真夏日が増えてくるこの時期に、改めて熱中症のリスクを頭の片隅に置きつつ、夏を乗り越えていただければと思います。