今回はモデルやタレントとして活躍されるFurboユーザーの森泉さんにお話を伺いました!
森さんとワンちゃんの日常や、コロナ禍においてワンちゃんのために森さんが考えていることなどを伺いました。
ファーボは、2016年6月に開始したクラウドファンディングで51万ドルを調達し、10月に一般発売。内蔵カメラによる見守りと、ボーロ大のエサを射出する給餌機能を備えています。
本体の制御はスマートフォンアプリ上から行い、静止画/動画記録と任意のタイミングで給餌が可能なほか、内蔵マイクで飼い主の声を届けることもできます。新機能で使用している機械学習は、犬の姿形や動きの特徴を学習することに特化しており、発表当初から「ドッグカメラ」を謳う通り、昨今登場しているペットカメラというよりは、室内犬向けの見守りツールという性格をより強めています。
なお、今回の更新に伴い、ハードウェアも一部刷新しており、視野角は120度から160度、映像は720pから1080pにそれぞれ変更されています。
新機能のスマートドッグ通知は基本的に旧モデルでは利用できませんが、旧モデルでも一部のロット(シリアルナンバーがFBCHから始まる製品)では使用可能とのことです。
新モデルの価格は税込2万7000円で据え置き。11月17日より販売を開始しています。
Tomofun代表の布施健さんによれば、ファーボは愛犬家が抱える問題のひとつを解決するためのツールという位置付けだといいます。
具体的には「飼い主の留守中に愛犬に関与できない」という問題の解決を試みています。犬は、猫などよりも飼い主(親)と離れることで分離不安症などを発症する可能性が高いとされていますが、従来は対策として取れる行動が「ケージに容れる」など限られており、これに対応するソリューションがありませんでした。
"ドッグカメラ"という方向性に絞った理由のひとつは、近年では従来よりも室内での飼育が主流になってきていることもあり、留守中の「見守り」と「コミュニケーション」のニーズが高まっている点にあるといいます。新たに追加された機械学習機能においても、対象を犬に特化していることで、犬種や鳴き声のデータをより詳細に分析・蓄積できるとしており、今後愛犬家の様々なニーズに素早く応えやすくなることが期待できます。
今後の製品開発について、布施さんによると、新たなハードウェアとして、壁などに設置できるミニカメラを企画中とのこと。現行のFurboは1台運用が前提となっており、複数台設置している場合は別のIDを取得して、アプリにログインし直さなければなりませんが、ミニカメラでは複数台の設置を前提に、切り替えなど機能をつけたいといいます。
11月19日まで、表参道hanamiにおいて、Furbo体験イベント「Furbo Dog Cafe」を実施中。基本的に通販限定で体験機会のないFurboを試せるスペースが用意されているほか、愛犬とシェアして食べられるフードメニューも用意しています。
▲スペシャルメニューのドッグ・エッグ・ベネディクト。上が飼い主用で下が愛犬用。
▲飼い主と愛犬でシェアが可能なコブサラダ。
▲製品発表会にゲストとして参加していたフレンチブルドッグのうどんさん