外出先でも愛犬の様子をいつでも見守ることのできるファーボですが、有効活用する為に欠かせないポイントがあります。
それはスバリ、「ファーボを置く位置」。
置く位置を間違えると、せっかくファーボを使ってみたのにわんちゃんが全然映らない…なんてことになりかねません。
せっかくファーボを設置したのに、お留守番しているわんちゃんの姿が見られなかったら悲しすぎますよね。
そこで今回のブログでは、「ファーボを置く位置」について深掘りしてみようと思います。
ファーボを使った時のイメージを掴みたい方から、ファーボを置く位置を悩んでいる方、ここがウチのベストポジション!をすでに見つけている方まで、必見です。
今回は、小型犬代表として我が社のオフィス犬・トイプードルのリリィちゃん、中型犬代表として柴犬まるくんの人形に協力してもらい、4種の高さ×3つの距離で検証してみました。
検証
【条件】
- 部屋の広さは奥行き約4m×幅5m(下記参照)
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検証する高さは以下の4種
(1)床に直接置く
(2)人間の膝の高さ(約55cm)
(3)人間の腰の高さ(約85cm)
(4)人間の肩の高さ(約130cm) - 距離は、ファーボから約1m,約2m,約3mの3種類
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カメラの画質は初期設定の720p
(ファーボのカメラの画質は1080p/720p/360pに調節することができます。詳しくはこちらをご覧ください。)
それでは早速、検証結果をみてみましょう!
(1)床に直接置く
- ファーボから1m
床に直接置くと、画面の下半分はほとんど床しか映りません。
1m地点の写真をみてみると、小型犬のリリーちゃんはかろうじて全身フレームインしていますが、中型犬のまるちゃんは見切れてしまっています。
- ファーボから2m
2m地点では中型サイズのまるくんもしっかりフレームインしました。
地面より1mくらいの高さまでなら画面におさまります。
- ファーボから3m
3m地点では、正面を向いているまるちゃんは表情まではっきり読み取れますが、横を向いているリリーちゃんの顔は見えません。
また、毛量の多いわんちゃんや体の小さいわんちゃんだと、どちらを向いているかわからない可能性もありそうですね。
また、地面に直接ファーボを置くと、ファーボにおやつが入っていると覚えているわんちゃんは、おやつ欲しさに動かしてしまったり、倒してしまったりする可能性も考えられます。
(2)人間の膝の高さ(地面から約55cm)
- ファーボから1m
ファーボを膝くらいの高さの台に設置してみました。
地面から55-60cmの高さなので低めのキャビネットやテレビ台と同じくらいの高さです。
この高さだと、部屋全体が見渡せますね。
1m地点でもスペースにかなり余裕があるので、これよりわんちゃんがファーボに近づいてもしっかりカメラに収めることができます。
- ファーボから2m
2m地点です。
ファーボは160°の広角レンズなので、手前のデスクまでしっかりフレームインしています。わんちゃんが部屋の隅にいてもこれで安心ですね。
- ファーボから3m
低めのキャビネットに置くと、近くにいても全身がしっかり映りますし、遠くにいてもわんちゃんの様子がしっかり伺えます。
わんちゃんを飼っている人なら誰しもきっと憧れるであろう、我が子の「鼻でかショット」。
どんなわんちゃんでも通常の100倍(!?)は可愛くなる魔法のアングルです。
小型犬のリリィが立って前足をキャビネットに乗せた場合、こんなショットも取ることができます。
この高さであれば、おやつをあげた時にどれだけわんちゃんが近づいてきても、見切れることはなさそうです。
この高さでも、犬種によっては鼻などでファーボを動かしたり倒したりできそうですが、実はファーボの底面には強力なテープがついています。
不安な場合はこれを使ってみてもいいかもしれません。(耐久テストの検証動画はこちら。)
(3)人間の腰の高さ(地面から約85cm)
- ファーボから1m
こちらが人間の腰あたりの高さ(85cm程度)です。
ダイニングテーブルなどに設置するとこのような見え方になります。
先ほどと同様に部屋を見渡すことができることだけではなく、ソファや机の上の様子まで見ることができます。
- ファーボから2m
こちらが2m地点。
壁際にあるソファーで休んでいることが多いわんちゃんでも、これなら安心ですね。
- ファーボから3m
おや…誰かが写り込んだようです(リリィちゃんのお母さんです)
先に家に帰ってきたご家族の様子を見ることができるのも、ファーボの楽しみのうちの1つですよね。
ファーボは人の動きも検知して通知を送ることができます。
(4)人間の肩の高さ(地面から約130cm)
- ファーボから1m
こちらは人間の肩くらいの高さです。
リリィちゃんの前足が見切れていますね。
ファーボを高い位置に置くと、近づいた際にフレームアウトしてしまいます。
特におやつをあげた時など、わんちゃんがファーボに近寄った際、姿を確認できない時があるかもしれません。
- ファーボから2m
2m地点です。
広々としたリビングにお住いの方にはちょうどいいですね。
- ファーボから3m
遠くに行ってしまうと少しわんちゃんの表情も読み取りづらいですね。
しかし、この高さにファーボを置き、自宅のリビングのドアを開けたままにしておけば、玄関先まで見ることができます。
手前こそ見えないものの、部屋の大部分をみることができるので、お留守番中行動量が多いわんちゃんや、多頭飼いで遊んでいることが多いわんちゃんにおすすめです。
また、高さ意外にも気をつけた方がいいポイントがいくつかあります。
(1)逆光
家を出る時は全然気にならなかった太陽の光も、お昼過ぎには位置が変わっていることも。
ファーボを設置するときは、日差しや窓の位置等も考慮してみるといいかもしれません。
(2)おやつが飛ぶ位置
クレートに入れてお留守番をさせている場合は、おやつの飛ぶ位置にも注意が必要です。
おやつがクレートの外に落ちてしまうと、目の前におやつがあるのに食べれない状態が何時間も続いて、なんと悲しい状況…にもなりかねません。
家を出る前に一度、わんちゃんと一緒におやつを出してみて、おやつの飛ぶ位置を確認してみるといいでしょう。
関連記事:今知っておきたい、おやつを使ったトレーニングのコツ
【検証まとめ】
いかかでしょうか?
弊社がファーボを置く位置として推奨している高さは30-60cmです。
今回の検証でも、それに一番近い膝の高さ(約55cm)が一番メリットが多く使いやすそうに感じました。
しかし、それぞれの位置にメリット・デメリットがあるので、わんちゃんの性格や体格、またお部屋の雰囲気と合わせながら置く場所を考えてみるとよいでしょう。