今回はモデルやタレントとして活躍されるFurboユーザーの森泉さんにお話を伺いました!
森さんとワンちゃんの日常や、コロナ禍においてワンちゃんのために森さんが考えていることなどを伺いました。
愛犬が肥満になる原因は人間が肥満になる原因と基本的には変りません。
摂取カロリー過多と運動不足が肥満の最大の原因です。
食事からの摂取カロリーが普段の生活での消費カロリーを上回ることで体重が増えます。
もちろん体重は2・3日で急激に増えるものではありませんので、日々必要以上のカロリーを長期に渡って摂取することで徐々に肥満体型へと変わっていきます。
愛犬が食べるものは飼い主さんから与えられたものですから、飼い主さんがきちんと愛犬の食事管理をすることがとても重要です。
おやつのあげすぎはもちろんですが、人間が食べるものを与えてしまうのも肥満に繋がる大きな原因です。
普段の運動不足も肥満の原因となります。
愛犬の犬種とその犬種の理想体重が、ダイエットが必要かどうかの基本的な判断基準になります。
理想体重は犬種によって様々です。
同じ小型犬でも犬種によって筋肉量などが違うため、一概に「小型犬ならこれくらいの体重が理想」と決めてしまうのは危険です。
愛犬の理想体重を知る基準として有名なものに「ボディ・コンディション・スコア(BCS)」というものがあります。
これば犬の体型を5段階に分類したものであり、1が「痩せ」3が「理想」5が「肥満」とされています。
3の理想体型の基準は「過剰な脂肪の沈着なしに、肋骨が触れる。上から見て肋骨の後ろに腰のくびれが見られる。横から見て腹部の釣り上がりが見られる」状態とのこと。
ダイエットが必要と見られる5の肥満は「厚い脂肪におおわれて、肋骨が容易に触れない。腰椎や尾根部にも脂肪が沈着。腰のくびれはないが、ほとんど見られない。腹部の吊り上がりは見られず、むしろ垂れ下がっている」状態です。愛犬の体型を上や横から見て判断してみましょう。
こちらもあくまで大まかな判断基準なので、愛犬の体型が気になる方は獣医師さんに相談しましょう。
日々の生活や運動で消費するカロリーですが、実は年齢と共に変化していきます。
愛犬の消費カロリーが気になる方は、愛犬のサイズや年齢を選択すると1日の消費カロリーを算出してくれるサイトもあるので、参考にしてみるのも良いかもしれません。
人間のダイエットも同じですが、「これだけやれば1週間で体重が落ちる」というような方法はあまりないですよね。
愛犬の肥満解消に一番効果的なのも、健康的な食生活と適度な運動を「持続させること」です。
どんなにバランスの良い食事や運動も1日だけでは効果は現れません。
自分を愛犬の立場に置き換えて、どんなダイエットであれば長期間継続できるかを考えてみてください。
おそらく「極端に食事の量を減らす」「野菜ばかりの食事にする」「いきなり激しい運動をする」というダイエットは辛いばかりで続かないですよね。
極端な食事や運動量の変化は愛犬の体にも負担を与え、ストレスの原因になります。
運動するのがますます嫌いになってしまうかもしれません。
まずは、人間の食べ物を与えるのをやめたり、毎回のエサの量を少しづつ減らしていくことから始めましょう。
運動量もお散歩の距離を毎回ちょっとづつ長くしていくことで負担なく継続できます。
お散歩嫌いな愛犬には、お散歩から帰ってきたらご褒美でおやつをあげるなど、お散歩に行くことにポジティブな印象を与えましょう。
継続して運動するのに慣れてきたら、普段のお散歩に加えて、公園でフリスビーやボールを使って愛犬をダッシュさせる運動も取り入れましょう。
暖かい季節なら外での運動も楽しい!
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年齢を重ねるごとに消費カロリーが落ちるのは筋肉量の減少が1つの原因ともいえます。
日々の運動から理想の筋肉量を保つことで痩せやすい体をつくれるのです。
愛犬のダイエットも人間のダイエットも本質は同じ。
食事と運動の地道な日々の努力が成功に繋がります。
新しいことを習慣にするまでには約3ヶ月かかると言われています。
愛犬のダイエットには飼い主さんの努力も不可欠。
今年1年を目標に愛犬のダイエットにトライしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
・肥満の原因は日常の消費カロリーを上回る食事と運動不足
・日常の消費カロリーは年齢と共に変化する
・ダイエットの成功には長期的で地道な努力が必要
・食事内容の変更や運動量の増加は焦らずゆっくりと