平日は仕事でほぼ外出、週末もなんだかんだ用事があり、家でゆっくり過ごせないという、忙しい愛犬家の方も少なくないかと思います。
そんな中、家でずっとあなたの帰りを待っているわんちゃん。
わんちゃんが部屋で過ごす時間は飼い主さんより、ずっと長いはず。
そんなわんちゃんの為に、わんちゃんが安心・安全に過ごせるお部屋って大切ですよね。
今回は、わんちゃんのためのお部屋づくりの基本のポイントと、インスタグラムで人気のドッグママさん達が実践している工夫もあわせてご紹介します。
基本のポイント
まず初めに確認したいのが、わんちゃんが走る床。
床材はフローリングを使用しているご家庭が非常に多いかと思いますが、実のところフローリングはわんちゃんの足腰に負担がかかってしまうのです。
わんちゃんが勢いよく走ったりジャンプしたりした時、もし転んでしまったら骨折などの大怪我にもなりかねません。
わんちゃんがお部屋で思いっきり遊べるように、床材は滑りにくいカーペットを選択したり、フローリングの上にはクッションフロアをひきましょう。
タイルカーペットを使用すれば、汚れてしまってもその部分だけ取り換えがきくので楽ちんです。
お次は室内の温度。
わんちゃんは体毛に覆われてるうえ、汗腺がないため、体温調節が苦手です。
わんちゃんがお留守番している室内の温度には特に気を配りましょう。
室内温度が25~26℃になるように設定しておくと、わんちゃんも快適に過ごせます。
温度調節にはエアコンを使いましょう。
なお、電気ストーブはわんちゃんが近づくと火傷してしまう可能性があるため、大変危険です。
ドッグママ達のこだわり
今回は、インスタグラムで人気を集めるドッグママさん達へのアンケート調査も行いました。
ドッグママさん達がわんちゃんの過ごしやすい部屋の為に実際にしている工夫をご紹介します。
実際のお部屋の写真もぜひ参考にしてみてください。
ールビたんママ(@ruby_the_yorkie)ー
インスタグラムでもソファの上で気持ちよさそうに過ごしている姿が可愛いと話題のルビーちゃん。
お留守番中のお部屋はどのような工夫をされているのでしょうか?
「ルビーがリラックスできるようにルビーのベッドなどを4つリビングに置いています。
テレビ台の横にオーガニックコットンの犬用ベッド、囲まれた感じが落ち着くティピーテント、ティファニーのパロディーのベッド、クレートです。
本気で寝たい時や家族のそばで寝たい時など使いわけているようです。
ソファはルビーが登れるように座面が低い、一緒に横になっても狭すぎないソファを探しました」
「基本、ルビーが1番家にいる為、家具の配置や買うものも、ルビーが使いやすいか、ルビーが過ごしやすいようにこまめに掃除しやすいかどうか、洗えるか、などを考えて揃えています」
ルビたんママのルビーちゃんへの愛が伝わってきますね。
新しい物を買うとき、洗えるかどうか、わんちゃんが過ごしやすいかどうか、チェックしておくのは大事なポイントになりそうですね!
ートーラスくんママ(@trs0609)ー
お留守番はハウス派のトーラスくん。
お留守番中のハウス内はどのように工夫されていらっしゃるのでしょうか?
「普段はケージでお留守番なので基本的にケージの中と周りはシンプルにしてます。
お留守番中は、ほぼ寝ているので、ひんやりベッドとくつろげるベッドの2つを入れてお留守番も快適に過ごせるようにしています」
お留守番中以外のお部屋の工夫も教えて頂きました。
「トーラスのことを考え、仕事をしていてもお部屋の掃除はルンバやコロコロなどでなるべく毎日しています。
そのため、普段から片付けを心がけています。
また、どんな時でも写真がすぐ撮れるようにしておきます(笑)」
ゲージでのお留守番なのでトーラスくんが体温調節しやすいよう、2種類のベッドを設置されているところが、技ありですね。
ーうどんちゃんママ(@udon_mama)ー
明るい印象のお部屋でリラックスしている姿が可愛いうどんちゃん。
お部屋の内装のポイントは?
「基本的にラグとソファの上で過ごしているので、ソファにうどん専用のブランケットを敷いてあげると、ブランケットの上で寝たりしています。
ラグやソファーカバーなどは基本的に白いものが多いです。
汚されてもがっつりハイターなどで漂白が出来るので、意外と白は良いですよ」
ファーボを使うようになってから、お留守番のスタイルにも変化があったとのこと。
「ファーボを使う前までは心配で心配で、ハウスの中で生活させていたので、ハウス&ベッドは必須でした。
ですが、ファーボを使うようになってから、ハウスとベッドは撤去しました。クレートは災害用に用意していて、定期的に練習していますが、普段は使いません」
汚れが気になって避けがちな白いグッズですが、むしろ黒より漂白が出来て使い勝手が良いとは、驚きました!
ーjuntowaさん(@juntowa)ー
わんちゃん4匹、猫ちゃん3匹と大家族のjuntowaさん。
多くのわんちゃん・猫ちゃんが暮らすお部屋への工夫とは?
「多頭飼いなので、絶対になにか敷いていないと嫌な子とか、それぞれの好みに合ったものは置いてあげるようにしています。
あとソファがみんな好きなので、ソファの足元には滑り止めのシートを貼っています」
お留守番中はどこで過ごしているのでしょう?
「クレートやハウスなどは無く、基本的にみんな気に入った場所にいます。
観葉植物とナチュラルなテイストが好きなので私がインテリアとして気に入ったティピーテントのベッドなどは置いたりしてます。」
オシャレ度高めなティピーテント、愛用しているドッグママも多いようです。
わんちゃんにとっても周囲が囲まれる感じが落ち着くとのこと。
おわりに
1日の時間のほとんどをお家の中で過ごすわんちゃん。
あなたは愛犬のためにどのような工夫をしていますか?
お部屋を見渡して、わんちゃんの為に模様替えをしてみてはいかがでしょうか?
ここまで、わんちゃんの過ごしやすい部屋の工夫を紹介してきましたが、結局のところわんちゃんにとって、一番リラックス出来るのはママの隣なはず。
日頃からちゃんとお留守番してくれているお利口さんの為に、週末はわんちゃんと一緒にたくさんの時間を過ごしてあげましょう。