犬は私たち人間に愛情をたくさんくれます。でも犬は寿命が人間より短い。だから余計大事にしたいと思うんです。
あなたは愛犬とお散歩に出掛けたり、公園で遊んだり、ソファーでリラックスしたりできるだけ多くの事を一緒にしていて、お互いのいない生活は想像出来ないかもしれません。
そんなあなたは、愛犬を置いて旅行に行くだなんて考えられないでしょう。
誰がご飯を与えてくれるの?
ペットシッターの人はちゃんと可愛がってくれるの?
ペットホテルに預けるのがいいのかそれとも友達や家族に預けた方がいいの?
考え出したら止まりませんよね。
もしこれから初めて愛犬を置いて旅行に出掛ける機会があるのであれば、分離不安の問題、どうやったら愛犬を出来るだけ心地の良い環境に置いてあげられるのか色々と考えて心配になるのは当然の事。
そしていざ旅行に出掛けても愛犬の心配が先立ってしまいせっかくの旅行先でもリラックス出来ない・楽しめないなんて事もありがちでしょう。
このような葛藤を抱えている飼い主さんはあなただけではありません。
U.S. Pet Travel studyの調査によると、ペットを持つ人の内74%が旅行先で度々心配を抱えつつ過ごす、24%の人が旅行中常に心配してしまうと回答しています。
中でも精神面、健康面の2点で心配する飼い主さんほとんどで、20 %の人はペットが何かしらの節に怪我をしてしまう可能性や食欲不振、60%の人は一度置いて行く事により長期的分離不安を引き起こしてしまう可能性を心配しているようです。
どんなに愛犬を愛しているとしても、心配ばかりが先立ってしまい旅行中にストレスを抱えてしまうのは理想的ではありませんし、その心配が愛犬を助ける訳でもありません。
その代わりに、旅行前にしっかりと準備をして出掛ける事がわんちゃんと飼い主さん双方への一番の策と言えます。
それで結局どうすればいのか分からないというそこのあなた。
ご心配なく!愛犬の面倒を見てくれる人を探す方法、愛犬をなるべく心地の良い環境に置いてあげる方法等をこちらでご紹介して行きます!
2日間またはそれ以下の日数間家を空ける時
日帰り旅行であったり週末を利用した短期間の旅行であれば、家に居させてあげるのがあなたが考えるよりもいいでしょう。愛犬がその旅行によって分離不安になってしまう可能性は低いと言えます。
わんちゃんはおそらく、あなたが働いている間に一人になる事には少なくとも慣れているはずですし、このような短い旅行に向けてのわんちゃんのケアの準備も簡単です。
どのように準備をすればいいのか迷っていますか?
以下のアドバイスを参考にしてみて下さい。
1.家 vs.誰かに預ける:
愛犬をひとりぼっちしておくよりは、誰か面倒を見てくれる人を置いておく方が安心なので、友達か家族の誰かに頼んだりペットホテルに預けたくなる気持ちはよく分かるのですが、実は短期間での旅行の場合にはこのステップは不要です。
理論的に飼い主さんは安心できるのですが、慣れ親しんだ家の環境から動物をむやみに引っ張り出してしまうのは彼らにとってストレスですし、あなたにとっても不要な困難を招いてしまいがちです。
完全に誰かに預けずに誰かに1度や2度家に来てもらい様子を見てもらう程度が丁度いいでしょう。
2.食べ物と安心感
誰かに様子を見に来て貰う・少し相手をしてもらう事は必要ですし、その他にも基本的にわんちゃんが必要とする物を取り揃えておいてあげる事が重要です。
普段より多くの水やフードを置いておいてあげる事でお腹がすいて仕方がなくなるという問題は避けられると思いますが、もしわんちゃんがそれらを荒らしてしまう事が心配なのであれば自動給餌器など、適量の食料を適宜あげられる機械を利用する事を考慮するのもいいでしょう。
また、普段のおやつでなく特別なおやつを用意してあげる事も◯。
更に、心地よく寝る事が出来るベッドをアクセスしやすい場所に置いてあげたり、沢山のおもちゃを置いておいてあげる事も大切です。
新しいおもちゃを用意しておいてあげて、あなたがいない間夢中になれるようにしてあげるのも良いですね。
3日間家を空ける時
3日間であっても、誰かのお家やペットホテルなどに完全に預ける必要はありません。
確かに2夜連続で一人になってしまいますが、お家に居させてあげて誰かに度々様子を見てきて貰い相手をしてもらったりトイレをさせてくれる人を用意する方がいいでしょう。
やはり自分の家が一番落ち着く事には代わりがありませんからね。
1週間家を空ける時
一週間以上あなたが居なくなるとなると、今までとは話が変わってきます。
あなたが居ない間、毎日必要な食べ物、水、を与えてくれて、構ってあげる・可愛がってくれる人の存在が必要です。
誰かに預けたり、ペットホテルに預けるような事も必要になってきますが、1週間であれば持っていく物の量もそこまで多くはないでしょう。
あなたが安心して預けられるような友達や家族、施設等は事前に余裕を持って探しておきましょう。
1.面倒を見てくれる人選び
当然ですが、愛犬の面倒を見てもらうよう頼む人は信頼の出来る、責任感のある人でなければなりません。
また、その期間中一定の時間を費やしてもらう必要があるため、その点もしっかり考慮して選びましょう。
犬の事をよく知っている人だと更に安心ですね。
或いはすでに愛犬が会った事があり認識できる人だとわんちゃんの立場としても安心です。
可能であれば、これらの人にあなたの居ない間、家に来て一緒に過ごしてもらえないか聞いて見るのもアリでしょう。
この場合、わんちゃんにとっては自分の住む環境も周りにいる人も変化があまりないのでストレスレベルが低いはずです。
もしもそのような人がいないという場合は、資格を保有しているペットシッターさんに預ける事をご検討下さい。
お値段は高くなってしまうと思いますが、しっかりと面倒を見てくれる事は確実でしょう。
2. 自宅管理
あなたの家に期間中住んでもらうにしても、様子を毎日度々見に来てもらうにしても、わんちゃんの必要な物を取り揃えておくのは飼い主さん当人の役割です。
愛犬のケアに使って欲しい物は全て、特定の場所に用意して分かりやすくしておきましょう。(リード・ハーネス、首輪やバッグ、おやつや余分のフード、薬等)
念の為、掃除をする物(臭い消しや汚れ落とし等)も一緒に用意しておきましょう。首輪につけているタグなどは最新の住所や連絡先が書かれているかも確認しておきましょう!
3. 面倒を見てもらう人への説明
必要な物を用意しておくだけでなく、どれをどの用途で使うなどの内容をまとめたリストを置いておきましょう。
どのように・何時にフードをあげて欲しいのか、どの頻度で水を変えるか、 トイレに連れて行くタイミングや頻度、庭に出す時は首輪を付けるか、どこに散歩に行くか等、細かい所まで伝えておきましょう。
薬を服用している場合は特に、どのように、何時にあげるのかをはっきりと伝えましょう。
また、わんちゃんの性格も伝え、何をしてもらうのが好きなのか、逆に何をすると怒ってしまうのかも伝えておく必要があります。
アレルギーがあれば、そのリストも作成しておきましょう。
1ヶ月間家を空ける時
1ヶ月家を空ける事は数日間や1週間の旅行に比べて極めて少ないとは思いますが、滞在期間が予定よりも伸びるなんて事もありえなくはないですよね。
そんな緊急事態も考えた上で、家族旅行であってもと出張であってもあなたの帰りまでにしっかりとケアしてあげられるように準備しましょう。
1. 家族、又は友達に預ける
あなたが信頼のおける家族や友達がいるのでれば、これらの人に愛犬を預けるのが1番の得策です。
このように長期期間家をあける際には、自宅に様子を見に来てもらうよりも良いでしょう。そしてこの場合は、1週間のペットシッターをしてもらうのとは全く異なり、それだけの時間と面倒を掛ける事になります。
頼む相手は、引き受けてくれる人なら誰でも良いという訳ではなくあなたとあなたの愛犬の事をよく知っている人を選びましょう。
更に、預ける人の家庭環境や日常スケジュールも知っておいた上で決める事も大切です。外出が多く自宅にあまりいない人や子供がいる家庭に預けられると、あまり心地のよいステイが出来ない事が多いでしょう。
2. プロのペットシッターに預ける
長期間で愛犬を預ける事が出来そうな人が見つからないという場合、ペットシッターさんを専用のウェブサイトで探したり、かかりつけの獣医さんに相談したりしする事をご検討下さい。
ペットシッターの資格の保有者を選び、あなたの旅行前に愛犬に会わせてあげて顔見知りになっておくと良いでしょう。
3.ペットホテルに預ける
上記の手段も考えたがなかなか良い預け先がないという場合はペットホテルに預けるという方法もあります。
その他の手段よりも心配してしまう飼い主さんも多いかと思いますが、しっかりと評判などの調査をしてからどのペットホテルを選ぶのかさえ出来ていれば、ご心配は不要でしょう。
それではどんな点を考慮してペットホテルを選べばよいのかを以下にご紹介致します。
どのくらいのスペースが確保されるのか
愛犬が遊べる場所や運動できる場所はどのくらいあるのか、寝る時には個々のわんちゃん達の部屋があるのか、ルームシェアになるのかといった事項を確認しておきましょう。
また、ペットホテル自体がだいたい何匹のわんちゃんを預かっているのかのリサーチもしてみましょう。
わんちゃんが自由に遊べる時間は与えられるのか
ペットホテルによっては、1日の中で決められた時間数、他のわんちゃん達などと触れ合う時間を設けている所があります。
一日3−5時間は自由に遊べる時間がなければ、閉じ込められたような気分になって息苦しい思いをさせてしまう事になりますので、この点はとても重要です。
一方、他のわんちゃんとの交わりを好まない・不安になってしまうというわんちゃんの場合は個々のスペースで現場の人と遊ばせてくれるようなペットホテルが良いでしょう。
また、わんちゃんの年齢や穏やかさを考慮した上で部屋を分けているのかも確認しましょう。
何人くらいの人が実際わんちゃんのケアをしているのか
わんちゃんにとってどのくらいの注目をしてもらえて、関わってもらえるのかは結構重要な点です。大きいペットホテルであればあるほど従業員の人数は多いはずですが、それだけでなく、どのくらいの経験を持っている人達がいるのかも確認しましょう。
どのような部屋に入れられるのか
心地のよいベッドや一緒に遊べるおもちゃは用意されているのか?どの頻度でご飯を与えてくれるのか?これらの点は要チェックです。
老犬である場合や薬の服用中で特別なケアが必要である場合はそういった要望を聞いてもらえるのかも確認しましょう。
お値段、預ける条件等
一日毎のお値段と、その値段に含まれている物、条件を必ず確認しましょう。
フードとその他サービス料の含まれたお値段なのか、それともフードを預けたりグルーミングをしてもらうには追加料金が必要なのか?
お迎えは飼い主さんがするのか、ペットホテルに送迎サービスがあるのか?
ペットホテルによっては預ける前に健康診断を受ける事が必須であったり、予防接種をしっかりしてあかるかの確認がある場合もあります。
ペットホテルの評判
最後に、評判の調査をしましょう。SNSでの評判やカスタマーレビュー、体験談をインターネットで調べたりするのはもちろん、知り合いに聞いてみるのもいいですね。
4.1ヶ月分のドッグフードと用意する
誰に愛犬の面倒を見てもらうにしても、あなたが居なくなる事には代わりがありません。
わんちゃんが必要な物1ヶ月分は全て用意してから旅立ちましょう。
- あなたが居ない間分のフード、薬は確実に足りる量を用意しましょう。
- 愛犬のシッターをしてもらう人には、愛犬が普段どこで、又どの頻度でトイレに行くのかを言っておきましょう。
- ご褒美のおやつや、持っていると安心できるような物、おもちゃを置いておいてあげましょう。
- いつも愛犬が使っているベッドやおもちゃを一緒に預けて、なるべく心地よく過ごせるよう準備しておきましょう。
- アレルギーや服用中の薬などがある場合は、リストにして紙で渡し、説明してから預けましょう。
- もし特別にして欲しい事、注意するべき事(性格、不安症など)があるのであれば、預ける人・ペットホテル等にしっかりと伝えておきましょう。
- 必要な予防注射やノミの除去などはしっかり行っておきましょう。
- あなたの連絡先、獣医さんやその他緊急の際の病院の連絡先等も伝えておきましょう。
最後のアドバイス
愛犬をひとりぼっちにする事はいつだって心苦しい物ですが、しっかりと準備を整えてあげさえすれば大丈夫です。最後に愛犬を置いて旅行に行く際の更なるアドバイスをご紹介しますね!
些細な物でもあなたの存在を感じられるものを置いておく
旅行の際はあなたが愛犬の事を寂しがるように愛犬もあなたの事を寂しがるでしょう。
わんちゃんが少しでも安心出来る様に、あなたのセーター等、あなたの事を感じられるような物を置いておくとあなたの香りに包まれながらお留守番できるはずです。
むやみにお別れの儀式を行わない
あなたのわんちゃんは度々のお留守番には慣れているはずです。
いつもより長くなるからと言って大袈裟にお別れするのは避けましょう。
この事により余計に愛犬を不安にさせてしまう事にもなりがちですし、いつも通りにリラックスして家を出ましょう。
あなたが旅行に出ている場合も自分の目で様子を見たいと思っているのであれば、Furboドッグカメラがお役に立てるでしょう。
Furbo(ファーボ)は話しかけたりおやつをあげる事により愛犬とコミュニケーションをとる事が出来る様設計されています。
またスマートドッグ通知機能によってわんちゃんの様子を定期的に飼い主さんにお知らせするので安心にも繋がりますし、いつでもどこでも愛犬との繋がりを持てます。
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