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稲野辺獣医師連載Vol.2 ペットの長期休暇後の体調不良
2021/01/08

「長期休暇明けだと何となくやる気がでない...」 私達人間であればこの症状を「五月病」としてよく耳にします。

それではペットはいかがでしょうか。実はペットも長期休暇後に体調不良を訴える子は少なくありません。

年末年始、冬休みと大型連休が続いたこの季節。 愛するペットをペットホテルに預けたり、実家に帰省する際にペットと一緒に長距離移動をされた方も
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ペットホテルに預けていた子や長距離移動や普段と違う場所で長い期間過ごした子には特徴的な症状が出てくる事が多々あります。

ここではペットの長期休暇後の体調不良のサインとそれを見つけた際のアドバイスを併せてお伝えします。

長期休暇明けのこのタイミング、ぜひ覚えて病気の早期発見に生かしましょう!

  

長期休暇後のペットの体調不調のサイン1
・下痢や嘔吐などの消化器症状

慣れない環境での生活やいつもと異なる食生活を送ることでストレスや腸内環境のバランスが崩れ、消化器症状を示す。                                                        

イベント事では人間の食事を与えられる事もしばしばあり、消化器症状の原因に繋がります。

 

アドバイス

なるべくいつもと同じ食生活を心がける 散歩時間や食事の時間などをいつもと同じサイクルで行う

 

長期休暇後のペットの体調不調のサイン2
・頻尿や血尿などの膀胱炎症状

環境が変わる事で排尿のタイミングが変わり、膀胱内に尿を貯めやすくなります。騒音や初対面の人間や動物の存在もスムーズな排尿 の障害になる事もしばしば見受けられます。 また、飲水も環境変化の影響で減少し、膀胱炎のリスクを高めます。

 

アドバイス
排尿回数や飲水量の変化を調べる
長期休暇明けに尿検査を行う

長期休暇後のペットの体調不調のサイン3

・過度な体重増減

いつもと違う環境で食欲が低下する子、またはいつもの食事以外の 物を貰う機会が多くなり、休暇前に比べて体重の変化が著しいケー スがあります。著しい体重変化は身体へ負担をかけてしまい、関節炎や椎間板ヘルニアなどの病気のリスクを高めます。


アドバイス
休暇前の体重と比較する

過度な増量・減量はせず、目標体重へ少しずつ戻していく

 

長期休暇後のペットの変化にペットお留守番カメラ「Furbo」の 生かし方

・仕事始めに行かれている方は休暇前と休暇後の変化を特に気にして見るようにしましょう。

・見るポイントは排尿回数や飲水回数、また嘔吐などをしていないかなどもチェックすると良いと思います。

いかがでしたでしょうか?                                                                                     

一つないしは複数当てはまる症状が見受けられた際はかかりつけ医の診察を受ける事をお勧めします。 長期休暇も良いですがやはり自分の家が1番落ち着くのはペット達も一緒です。 身体の異常をいち早く見つける事で病気の早期発見に生かしてもらえればと思います。

 

 

稲野辺悠

神奈川県出身。獣医師。夜間救急動物病院、東洋医学専門動物病院、八王子市永井動物病院院長を経て、現在は麻布ペットクリニック院長。Instagram「ノーリミット獣医師 ゆってぃー」YouTubeチャンネル「アニマル戦隊」にてペットの健康情報や番組を配信中。
Instagram:https://www.instagram.com/yinanobe/

動物病院HP:https://clinic.azabupet.jp/

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