今回のインタビュー企画では、パーソナルスタイリストとしてご活躍される大日方久美子さんにお話を伺いました。
愛犬家として知られ、保護犬活動にも力を入れられている大日方さんならではの貴重なお話を伺うことができました。
わんちゃんにとって、食べ物をご褒美としてもらう事は何よりのモチベーションになるため、食べ物を使ったトレーニングはとても効果的です。
しかし、おやつトレーニングがなかなかうまく行かず、イラっとしてしまった事はありませんか?
ポジティブに補強トレーニング法を行えばわんちゃんの学習スピードも自然と早くなりますし、おやつトレーニングをわんちゃん自身が楽しんで受ける事ができるようになりますよ。
今回はトレーニングを効率よく行う為のヒントをご紹介致します。
トレーニングに使うおやつは、わんちゃんがとても好きなものにしてあげる事が重要です。
いつも通りのごはんやドライビスケットだと、途中で興味を失いやすいのでトレーニングの効率が下がる事があります。
またトレーニング用のおやつには、噛みやすく飲み込みやすいよう柔らかめで、で大きさはエンドウ豆くらいのサイズの物を選びましょう。
地元のペットショップで購入したトレーニング用おやつが大きい場合は、小さく切ってあげた方がトレーニングしやすくなります。
プロセスハムなどが好きなわんちゃんには、それらを切ってあげる事もおすすめです。
しかし、トレーニングおやつで太ってしまわないよう、おやつの量とごはんの量のバランスをしっかり取ってあげてくださいね。
おやつを使ったトレーニングでは、おやつをあげるタイミングが明暗を分けます。
飼い主の指示通りに愛犬が行動した時のみ、おやつをあげるというのがとても大切です。
そしてご褒美のおやつは、アクションの直後に与えます。
例えば、おすわりの指示を出す時は、愛犬のおしりが地面についた瞬間におやつをあげます。
クリッカートレーニング(押すと「カチッ」と音が鳴るクリッカーという道具を使ったトレーニング)もタイミングを教えるのに効果的でしょう。
愛犬が今後もトレーニングを楽しく行う事ができる様に、飼い主自身もトレーニングは常にポジティブに行いましょう。
一度に行うトレーニングは、(幼少期のわんちゃんは特に)10分を超えない様にしましょう。トレーニングはメンタル面でわんちゃんをとても簡単に疲れさせてしまうので、通常10-15分後には興味を失うか、又は間違えが多くなるなどの現象が出てきます。
そのような現象が出る前に、ポジティブにトレーニングを終える事が大切です。ですので、1日に30分きっかりトレーニングを行うよりも、3回10分の短時間トレーニングを1日の間に分けて行う方が良いでしょう。
もし日中家を留守にしなければいけなく、トレーニングをする事ができないという場合は、 Furbo ドッグカメラを使って遠隔トレーニングをする事が可能です。
2- wayオーディオ機能でスマホを通して愛犬に話しかけることができるので、お出掛け中にわんちゃんへ指示を出す事ができます。
おびき寄せとは、おやつを握った手を動かして、愛犬を好きな方向に導く方法です。例えば、あなたがおやつを持って上から足元へと手を動かし、愛犬が伏せをしたと同時におやつを手から離し、与えてあげるなどのやり方があります。
おやつは愛犬におすわりなどのポジションを取らせる上で効率が良いため、おびき寄せはトレーニング中にぜひ試して欲しいテクニックです。
おすわりをさせたい時は、おやつを愛犬の鼻の上に持っていく事で、自然とおすわりのポジションに誘導する事ができます。
徐々におやつなしに慣れさせるには
おやつを当てにしてばかりで、おやつの為にだけいう事を聞くわんちゃんになってしまうと困りますよね。
この問題には、シンプルな解決方法があります。
そうすると、わんちゃんは言うことを聞いているとたまにご褒美がもらえることを学習しますので、まずは指示通りに動いてくれるようになります。
良い事
✔︎トレーニングはいつもポジティブに
✔︎トレーニング後、次のトレーニングまでの間隔は短く
✔︎トレーニング用おやつは愛犬が大好きな物で
✔︎ 調教の時ははっきりと話す
悪い事
✖️「ダメ」という言葉を使う
(わんちゃんのやる気を下げるので絶対に言わないでください)
✖️ わんちゃんに嫌悪感を与える様なトレーニング
✖️ 気が散る環境でのトレーニング
(トレーニングは落ち着いた環境で行いましょう)
一緒にトレーニングを行う事で、飼い主と愛犬との絆は深まります。
公園など気持ちの良い場所で行うのも良いですし、わんちゃんが好きなおやつを使って、互いに楽しいトレーニングをしましょう!
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