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稲野辺獣医師連載Vol.5 ワンちゃんにとって暮らしやすい環境とは?
2021/05/26
「あなたにとって愛犬はどのような存在でしょうか?」
愛犬は家族同然!と答える方がほとんどではないでしょうか?
 
家族の一員として存在するワンちゃんはもちろん室内で多くの時間を過ごします。
しかし元々は外で過ごしていたワンちゃんは室内で過ごす時間をどのように感じているでしょうか?
 
人にとって暮らしやすい環境はワンちゃん達にとっても同じく暮らしやすいのか?はたまた、実は暮らしにくい環境なのか?
今回はワンちゃんにとって本当の意味で暮らしやすい環境について考えてみたいと思います!
 

 

ワンちゃんの欲求について

ワンちゃんは何をされたら嬉しいか?



動物の欲求階層(Curtis,1987)

・生理的欲求

食べる・飲む・眠る・呼吸をするなどの生きる上で不可欠な行動に対しての欲求。

これらの行動が邪魔されていないかなどを見てみましょう。

 

・安全の欲求

精神的・身体的な安全が保たれることへの欲求。

病気になりにくい環境作りや怪我の予防や治療を行なっているかをチェックしましょう。

 

・行動欲求

探索する・遊ぶ・追いかけるなど、ワンちゃん本来の五感を使った行動欲求。

これらの行動が満たされている環境作りが必要です。




ワンちゃんの欲求に合わせた住環境作りとは? 


生理的欲求に合わせた改善ポイント

◯騒音や異臭を無くす

眠る場所の物音がうるさい事や、芳香剤が過剰な事で呼吸器に影響を来す場合などもあります。

◯1頭1頭に合わせた環境作り

多頭飼いの場合、同居犬に食事を奪われてしまうことで、必要量が食べれていないケースや飲み水の補充が不十分なケースも見受けられます。

 

安全欲求に合わせた改善ポイント

◯誤食防止や高所落下を防ぐ

滑りにくい床や腰に負担がかからないように段差を少なくする事などがあてはまります。

※特に椎間板ヘルニアになりやすいミニチュアダックスや膝蓋骨脱臼になりやすいポメラニアン、トイ・プードルは、おうちの環境をチェックしましょう。

 

行動欲求に合わせた改善ポイント

食事を食べる際に嗅覚を使えているか、思いっきり行動できるスペースが与えてもらえているか、遊んでくれる時間や人がその子にとって、十分に用意されているかなどを改めて考えてみましょう!



 

 

ワンちゃんの暮らしやすい環境へのFurboの生かし方 

・ストレスを抱えていないかを留守番中にチェックする!

・愛犬にとってのお気に入りの空間を映像で見つけよう!

・環境を変えた時はストレスを抱えていないかこまめにチェック!

  

いかがでしたでしょうか?

犬本来の欲求を理解する事で、各欲求を一つでも多く満たしてあげる事で愛犬にとって暮らしやすい環境を作っていただければ思います。




 稲野辺悠 
神奈川県出身。獣医師。夜間救急動物病院、東洋医学専門動物病院、八王子市永井動物病院院長を経て、現在は麻布ペットクリ二ック院長。Instagram「ノーリミット獣医師 ゆってぃー YouTubeチャンネル「アニマル戦隊」にてペットの健康情報や番組を配信中。
Instagram: https://www.instagram.com/yinanobe/
動物病院HP: https://clinic.azabupet.jp/
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