子犬はとても可愛いですが、育て方に悩まれている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
子犬を迎えたことで、新しい家族が増え、楽しく笑いが絶えない毎日になりますが、実際苦労することも多いでしょう。
フルタイムで働いている方なら、尚更忙しくて猫の手も借りたい状態になってしまうかもしれません。
私たちの周りにはフルタイムで働きながら子犬を育てている人達がたくさんいます。
今回は、そういった方々の意見を参考に、働きながらも子犬を上手に育てるポイントを紹介していきます。
新しい家族を迎える前に
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子犬の専用の空間を作ること
飼い主さんが子犬を迎える為にしなければいけないことは、まずその子が安心して過ごせる空間を作ってあげることです。
トイプードルやチワワのような小型犬でも、レトリバーのような大型犬でも、まずはワンちゃんがくつろげる程度のスペースを確保しましょう。
可能であれば、ワンちゃんの成長に合わせて、大きさを広げられるグッズを選びましょう。
ケージを購入しても、四方向オープンな環境ではワンちゃんも落ち着かないので、布や薄いブランケットなどを被せて、ある程度仕切られた空間を作ります。
扉がついていて、ワンちゃんが出入りできるようなケージ等がより良いとされています。
最近ペットショップで売られているグッズの多くは、お部屋のインテリアを邪魔しないシンプルなデザインになってるので、リビングにあっても気になりませんね。
とりわけ日本では、室内犬としてワンちゃんを迎える方が多いと思いますので、ケージ以外にも、子犬が出入り可能な場所には様々な注意を払う必要があります。
まず、ワンちゃんの手の届きそうなところに、窒息の可能性がある物は置かないこと。
コンセントの差し込み口やワイヤーコードにはプラスチックのカバーをかけることをおすすめします。
しかし、こうした危険性にはどこまで注意するべきか判断が難しいですよね。
確認の目安になるのは、ワンちゃんが噛んだり食べたりした時に安全なものかどうかです。
もし安全なものでなければ、ワンちゃんの手の届くところには置かないようにしましょう。
クレートトレーニング
クレートトレーニングも子犬にとって大切なしつけの一環。
クレートは一見監獄のように見えますが、お仕置きの場所として普段使われていないのであれば、クレートに対しネガティブなイメージを持つことはありません。
クレートに長時間子犬を放置するのはおすすめできませんが、クレートトレーニングはフルタイムで働く飼い主さんにとって、とても実用的な訓練です。
クレートの中にワンちゃんが快適に過ごせる物を置いておくことが、クレートトレーニングの助けになります。
ふかふかのベッド、おもちゃ、飼い主さんの香りがついているもの、おやつと水などを置いて、快適で安全な場所を作りましょう。
習慣をつける
ワンちゃんは毎日決まったリズムで生活するのを好みます。
ごはん、散歩、寝る時間などを習慣づけましょう。
それに加えて子犬の場合、日中働いている間に1度は家に帰って様子を見に行くことが理想です。
家の近くで働いている場合は、お昼休みに帰宅し、ワンちゃんの様子を見に行きましょう。
一時帰宅が難しい場合、日中数時間でもワンちゃんと遊んであげられるペットシッターを雇う、または信頼できる仲の良いご近所さんにお願いしてみるのも選択肢の一つです。
それも難しい場合は遠隔でもワンちゃんの様子が確認できるドッグカメラを購入するのも良い手段でしょう。
ドッグカメラはフルタイムで働く忙しい飼い主さんにぴったりの製品。
なにか非常事態があった際にも、飼い主さんのスマートフォンに通知が届くことで、お家のワンちゃんの様子を確認することが出来ます。
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お留守番の練習
一般的に子犬を家でお留守番させられる時間は、その子が産まれてからの月数分と言われています。
例えば2ヵ月の子犬の場合、2時間程度であればお留守番を我慢してくれるでしょう。
3ヵ月の子であれば3時間程度、と増えていきます。
これはあくまで一説ですが、参考にしてみるのもいいかもしれません。
新しく迎えたワンちゃんの為に、今までの仕事・プライベートのスケジュールを見直してみませんか。
まだ幼いワンちゃんほど、飼い主さんとの時間が必要なのです。
お家での過ごし方
子犬を育てるには、小さな努力の積み重ねが大切です。
子犬のしつけは特に一つ一つのステップを慎重に進めていくことが成功の鍵です。
新しい派手な方法をランダムに取り入れるのは必ずしも得策ではありません。
フルタイムで仕事をしていて、日中家を空けることも多い飼い主さんの為に、お家で実践すべきポイントをご紹介します。
時間に余裕を持つ
まず最初に、ワンちゃんを迎える以前の生活よりも、少なくとも30分は早く起きて、朝散歩に連れていったり、一緒に遊んであげましょう。
また、家を出る数分前にもトイレをさせてあげる時間を作りましょう。
出勤する前にワンちゃんと一緒に遊ぶことは、互いの絆を深めるだけでなく、ワンちゃんを疲れさせる為でもあるのです。
家を出るとき、運よくワンちゃんがいびきをかいて、ぐっすり眠ってくれていたら、お留守番の寂しい時間も短く感じてくれるでしょう。
出かける時の振る舞い
ワンちゃんのしつけで軽視されがちですが、とても重要なのが飼い主さんが外出する際の態度です。
ワンちゃんにあまり気を取られず出かけるようにしましょう。
なかなか難しいことですが、家を出る時・帰ってきた時にワンちゃんにあまり構わないようにすることで、次第に飼い主さんが外出することへの抵抗がなくなっていきます。
なるべく早い段階からこれを実践しましょう。
分離不安への効果も期待できます。
お留守番中の工夫
ワンちゃんにお留守番中退屈だと感じさせないことが大切。
いろんな種類のおもちゃやおやつを使って、飽きさせない工夫をしましょう。
ワンちゃんが用意されたおもちゃで遊ぶことで、退屈な時間を減らすことができ、予測していなかった誤飲などの事故も防げます。
お留守番する時間が長いほど、事故の危険性も高まります。
数時間後ごとにワンちゃんの様子を確認したり、遊んであげることが得策ですが、仕事で長時間家を空けざるを得ない場合は、家族や友人の手をかりて、ワンちゃんの様子を見に行ってもらいましょう。
トラブルを予測しよう
ワンちゃんを飼うことにトラブルはつきもの。
子犬を飼い始めた2ヵ月間ばかりは特に注意が必要です。
まだ幼いワンちゃんであれば、今まで出来ていたことが突然出来なくなったり、覚えたことを一時的に忘れてしまったりというような「後退」の症状もよく見られるそうです。
そういったことを予め認識しておくことで、あまりストレスを感じることなく子犬との生活を始められます。
フルタイムで働いている飼い主さんであれば尚更、どのように子犬を育てるかが普段の生活に大きな影響を及ぼします。
心身共にしっかりと準備をしておくことで、これから長い間苦楽を共にするワンちゃんとの生活を良い形でスタートできるでしょう。
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