とーさんの家では保護犬福と保護猫トモとモエの３匹が同居しています。

でも、犬猫どっちも人に慣れてなくて引っ込み思案。お友達がわざわざみんなに会いに来てくれても家の中は

しーーーーーーん・・・

動物がそこにいる気配さえ消えています。

あれ？？コバヤシ家って犬と猫飼ってたよね？？気のせい？

そんなひそひそ声さえ聞こえてきそうで、いつもとーさんは冷や汗をかいているのです。

「ご、ご、ご、ごめんね。せっかく来てくれたのに。みんな怖がりだから・・・」

犬猫たちになりかわり、焦って楽しい雰囲気を醸し出そうと、早口でべラベラしゃべりまくるとーさんなのでした。

そんなコバヤシ家の愉快な（どこが！）仲間たちですが、人慣れだけではなく、まだまだ犬猫どうしもお互いに心を許していない様子。

なので、目下のとーさんの目標はこのわんにゃんをばっちり仲良しにすることなのです。そうはいっても相手は動物ですから、なかなかこちらの思うようには行きません。日々、少しずつ、少しずつお互いの距離が近づいていく様子を、ハラハラ、どきどきしながら、そっと眺めている毎日です。 

 ▲　Furboで撮影したうちの猫たち。おやつが出てくるかと思って心待ちにしています

そんな我が家のわんことにゃんこですが、最近、モエがどうやら福に対してただならぬ興味津々！！！　福のそばに行っては、尻尾を立ててフルフルと細かくシェイク。さらにはお腹を見せてごろにゃーーんと甘えてみたり。
こ、こ、これは一気に仲良くなれるチャンスなのでは？？？　あせるとーさん！！
しかーし、福は相変わらず困り顔でぼう然と立ち尽くすのみ・・・・。どうしていいのやらおろおろしているのです。 

▲　福の気を引こうとするモエ。尻尾をシェイク

ものの本によれば猫のしっぽは人の言葉ほど多くを語っているそうで、猫が尻尾を立てる行為は母親に対して親愛の情を示す様子に由来した表現と言われているそう。赤ちゃん猫の時は排便を促すために母猫がお尻をペロペロとなめるので、なめやすいように、尻尾を立てるのです。

そういえば、とーさんにさっぱり慣れてなかったトモとモエが、最近はご飯をあげるときに足の間を行ったり来たり体をこすりつけながら、尻尾を立ててふるふるふるっとしながら歩きまわるようになりました。あまりに嬉しくて、ずっとすりすりしてほしいから、めっちゃゆっくりご飯の用意をしています（嫌がらせか）

　でも、モエは福にはお腹を見せて転がるなんて！とーさん完全に先起こされてしまいました。

福はそんなモエに困惑しながら、額に例よって小林の「小」の字マークをくっきりと浮かべておろおろ。

まるでモエのしぐさは「もーーいくじなしなんだから」ってな具合で（あ、福は女の子ですけどね）、遊びましょうよ仲良くなりましょうよとばかりに猛アピールを続けているのです。

▲　ごろごろお腹を見せてあまえるモエ。部屋が乱れているのは見ないでください

そんな様子はバッチリFurboが記録してくれています。動物たちの動きを検知して自動でクラウドに録画してくれる機能は本当に便利。時々チェックすると思いもかけない人間（犬猫？）模様を垣間見ることができるんです。

　とーさんがいると、ついついこちらを意識してしまう福、トモ、モエも、とーさんが見ていないとなればまた態度が変わるもの。Furboが見ているなんて知る由もありませんから。ふふふふ（不敵な笑）

これはいつかのトモの様子です。友達のはまじ（浜島直子さん）からベルリン土産にいただいたソーセージのオモチャをぶんぶん振り回して遊んでいます。こんなこと絶対僕の前ではしませんから。でも、じつはこれ本当は福のお気に入りなんですよね。福が知ったらめっちゃ怒りそう（笑） 

▲夜中に福のソーセージで遊ぶトモ