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困り顔の保護犬福のファーボ日記 Vol.09 ~保護犬、保護猫たちがくれる「幸せなギフト」
2020/09/29

1ヶ月のご無沙汰です。困り顔の保護犬福、そしてハチワレの保護猫とも&もえのとーさんです。先日(9月22日)とーさんが連載する朝日新聞のsippoが主催する動物愛護習慣のイベントで、モデルでタレントで絵本作家(どんだけすごい才能!!)の浜島直子さんとオンライントークライブを開催しました。
そのトークで僕と、はまじが伝えたかったのは「保護犬と暮らすことのすばらしさ」でした。
ご覧いただいた方からコメント含めたくさんの反響をもらい、読み返すほどに、改めてそのことを伝えることこそ、僕の使命だなと深く深く感じ入った次第です。そんなわけで今回は改めて保護犬、保護猫たちがくれる「幸せなギフト」についてお話ししたいなと思います。

わが家の福は山口県周南市で捕獲されました。
生まれて間もない子犬ばかり多数が捕獲されたなかの一匹でした。
生まれてすぐに母犬から離されてしまったからか、「社会化」という子犬たちにとって大切な期間を過ごしておらず、とても臆病で、いわゆるみんながイメージする「子犬」とは違う性格の持ち主でした。

保護犬とひとことで言っても、福のような元来野良犬として生を受けたものもいれば、ペットショップで売れ残った愛玩用の犬、飼い主さんの事情で飼育が困難になってしまったわんこなどなど、さまざまです。福の場合はそもそもが人慣れしていない野犬出身ということもあって、我が家に来てからも一筋縄ではいきませんでした。

   

 

餌もなかなか口にせず、散歩に連れて行こうとしてもうまく歩かない。まるで逃走するかのようにリードを引きちぎらんばかりの勢いで引っ張るばかり。人の気配、車が近づく音、あらゆる音という音が苦手で、すぐにパニック状態になる。お友達が遊びに来ても物置のおくに隠れて姿も見せない。ほかのワンちゃんとも上手に遊べないなどなど、もう、上手にできないことばかり、数え上げればキリがありませんでした。  


 

でも、でもですよ。 だからといって福を引き取ってから、後悔したことなんて一度もないんです。 たとえ上手に散歩ができない時でも、うまく餌を食べてくれない時でも、

その一挙手一投足に、困ったような表情に、丸めて跡足の間に挟んだしっぽに、家族みんなで大騒ぎして、笑って、泣いて、喜んで。常にわが家の中心に福がいて、まるでお日様のように家族みんなを照らしてくれているのです。 というか、むしろ、なかなか上手にできない子だからこそ、喜びのハードルがすごーーく低くて、ほんのちょっとしたことで、もう、たくさんたくさん僕ら家族を喜ばせてくれるんですよね。


おとなしくリードを繋がせてくれたといっては喜び、上手にうんちできたと言っては喜び・・・。 それこそ、ぼくを見て、初めてしっぽをピンピンて振ってくれたときなんて、あまりにうれしくて涙が出ました。涙を流して抱きしめたら、めっちゃ迷惑そうな困った顔になりましたけどね(笑) 犬を保護することで、保護された犬が幸せになれるのはもちろんのことですが、保護したわれわれ人間こそが幸せになれるんだということを福を保護した4年で知りました。たくさんの幸せな「ギフト」を運んでくれているのです。 関わる人間も、地域も、動物たちもみんなが幸せになれるそんな保護犬、保護猫について一人でも多くの人に知ってもらいたいのです。


 

 

保護犬や保護猫をレスキューしている団体は全国にたくさんあります。そこにはいろんなタイプのわんちゃん、そして猫ちゃんがたくさんいます。どの団体も譲渡会などを定期的行っていますし、インターネットなどで里親募集をしていますので、まずは家族で会ってみて、トライアルしてみることをおすすめします。


そこで、ああこの子とならよい家族になれそうだ!と思ったらぜひ迎え入れてあげてください。
無理は禁物、せっかく迎え入れたのにすぐにまた施設に逆戻りなんてケースも少なからずあるようですからね。 こうして原稿を書いているとき、後ろを振り向くと、福がソファーの上で無防備に溶けたような表情で眠っています。
うちに来た当初はあんなに警戒して、ビビリで、心を開かなかったあの福がリラックスしている姿をみるだけで、満ち足りた気分になるから不思議です。窓を叩く雨の音を子守唄にしながら本当にすやすやと寝ています。

こんな雨の日のお散歩だって行く前はちょっとだけ億劫だけど、落ち葉を踏み締めて生き生きと歩けるようになったその姿は、不思議と僕に生きる勇気を与えてくれるのです。ちょっと大げさに聞こえますが本当なんですよ。もう動物たちのいない生活なんて考えられません。

 

とーさんがこうしてFurboのお仕事をせっせとうけているのも、
一匹でも多くのワンちゃんや猫ちゃんが新しい家族を見つけるお手伝いをしたいから。

Furboでは現在保護犬に関する支援活動を行っていて、保護犬及び保護猫を迎え入れる里親様にファーボをプレゼントする取り組みを実施中です。詳細内容は下記になります。


 

 

最後にこれ伝えたいことなんですが、どんな犬も、どんな猫もかわいいんです。人気の犬種、猫種、いますよね。もちろん素敵なワンちゃん、猫ちゃんと暮らすことも素晴らしいと思います。
でもね、そうじゃない子たちもどの子も可愛さは変わらないなあ。
とーさんが保護犬、保護猫と暮らしてみての感想です。だから、まずは一度、譲渡会などに参加していろんな犬猫ちゃんたちに会ってみてくださいね!!!

 

小林孝延
福井県出身。編集者。月刊誌「天然生活」創刊編集長、「ESSE」編集長を経て      現在は(株)扶桑社執行役員兼編集局長。保護犬福と保護猫とも&もえと暮らす 朝日新聞の犬猫サイト「sippo」にて「とーさんの保護犬日記」連載中
Instagram @takanobu_koba
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