我が家にはファーボが2台あります。1台はメインのマシーンとしてリビングに、そしてもう一台を玄関エントランスに設置しています。
普段は福に加えて保護猫兄妹のとも&もえが過ごすリビングの様子をメインファーボで確認しているのですが、留守番させたときは、寂しがりやの福がどうしてもエントランスでとーさんの帰りを待つことが多いので、その様子をもう一台のファーボで確認するわけです。
出張などで長期間留守にするときなどは、僕を待っている姿をファーボで確認するのもすでに旅の恒例行事。醍醐味となっております。旅先でスマホのファーボアプリにアクセス。時に「おおおおおおーん」と玄関で悲しみの遠吠えをする福の姿を見るのは、こちらまで「おおおおおおーん」と泣きたくなるのですが、その健気さを見て、「早く帰るね!お土産買って帰るね!」とじつは元気ももらっています。
今年はコロナ禍ということで家で過ごすことも多かったので、なんだか福の分離不安的なものがますます加速されている、というお話はいつか書いたので覚えている方もいるかもしれません。ほんと、近所にちょっと野菜を買いにいくだけでも今生の別れくらい悲しそうにする、帰ったときまるでは1ヶ月ぶりの再会くらいの勢いで歓迎してくれます。
で、まあそんな中、先月、GOTOキャンペーンを利用して沖縄の離島に出かけたときのことです。4日間ほどの旅を終え、羽田から自宅に向かうとき、いったいどのあたりから僕の帰りを予測して玄関で待ってくれるかなー、と、久々に「福のおかえり関知能力実験」をファーボでやってみました。
するとですね、部屋で寝ていた福は、なぜか車が最寄りのインターを降りたあたりで活動開始。玄関に移動して僕の帰りを待つわけです。多分距離にして2キロくらいでしょうか。思わず
「わーー!!気がついた!!!今帰るからね、まっててね」と声がでそうになるものです。
もうね、この姿をみるだけで、ファーボを買って良かったと毎度思うわけですよ。大袈裟でなく。
そして、家に到着。もうこのときはワクワクですよ、いったいどんな歓待がとーさんを待ち受けているのかと。
ガチャっ・・(玄関をはいる)
福ちゃーーーーん!!(飛びかかられる期待した猫なで声・・・)
ん??
あれ???
おや??
隠れたーーーー。えーーーー!!
なんとまさかのお出迎えなしーーーー。
え??さっきまでドアの前で待ってたくせに(泣)福はきゅーーーっと耳を折り曲げ、体を低くして、ぴょこぴょこ跳ねるようにして、後退りして部屋に戻っていしました・・・(なにこの動き)。
この現象なんなでしょう????わかる方いらっしゃいますか?
よく、小さな子供が本当はうれしいんだけど、恥ずかしがって逃げていったりすることがありますがそんな感じなんでしょうか?もしかしたら僕が手にしていた大きな旅の荷物が怖かったのかもしれませんが(どんだけ臆病・・)、いやはやなんとも悲しいお出迎えでした(笑)
そして今月。今月もまたちょっとした所用で離島に行っていたのですが(魚釣りですと正直にいいたまえ)、こちらはそのときの動画です。僕の帰る気配を察知して、自らドアノブを引いてお出迎えする福!!今回はちゃんと喜んでくれました。いったいこの違いはなんのでしょうかね。
*部屋が乱れているのは堪忍してください・・すべて動物たちがやったことです(おいお前!)
そして、リビングでの激しい歓待!!これこれ待っていたのはこれですよ
ファーボは AIが福の動きを関知して勝手に録画してくれるので、こうしたチャンスを逃さず撮影できるのもうれしいです。
しかしたまらないですね、こんなに喜んでくれると。本当に犬というのは愛情の塊だなあといつも思います。一度出かけて忘れ物に気づいて取りに戻ったときなんて、その間ほんの30秒くらいなのに
「おかえり!おかえり!おかえり!」
もう全身で喜びを爆発させてくれますもんね。こういう姿をみると本当にちょっとの間でも置いて出かけるのがしのびなくなりますよね。
僕がいなかった数日間、我が家の門がカチャリと音がするたびに、車のエンジン音が聞こえるたびに、「帰ってきたかな?」と耳をぴくりと動かし、ぐっと背伸びして出迎えの準備運動を始めたりしている、そんな姿をファーボの記録の中にみつけると、なんだか胸がしめつけれらて、そして熱くなるんです。
ごめんね福、これからはあんまりでかけないようにするね・・・でも、ときどき釣りには行かせてね(結局、行くんかい!)