Ranking.1
ほったらかしで作れるから時間を気にせず調理できる
シャープ
ホットクック KN-HW16D
実勢価格:5万4560円
うち鍋に具材を入れて、メニューを選ぶだけで煮込み料理などが作れる電気鍋。まぜ技ユニットにより、具材の混ぜ合わせも自動でできる。
料理は嫌いではありません。他の家事は手を抜くけれど、息子の健康な成長のため食事の支度は頑張った(と思っています)。息子に手がかからなくなった今も、食事の支度は続いています。きっと一生続くんだろうなぁ……と思うと、正直時々しんどくなることも。きっと世の奥さん・お母さんの大半が、こんな気持ちを抱えているはず。そこで世のお父さん方にプレゼントして欲しいのが、この『ヘルシオ ホットクック』。
家電好きでも、料理はどうしても慣れているコンロに頼ってしまいがち。でも、ホットクックは材料を入れスイッチを押すだけ。フタ裏にある翼が自動で回転してかき混ぜてくれるため、トロみのある料理もお任せで大丈夫。無水調理ができるので、栄養面でもワンランクアップできる。これを使わない手はありません。
しかし、家電となると、自分の手順や作り方を変えなくてはならないのでは? という心配も……。ところが、そんな心配は無用。最低限の使い方は守らなくてはなりませんが、味や材料は自分流でもできるため、ガスコンロからの移行もスムーズにできます。その結果、我が家の「ほったらかし化」は劇的に進化!最近は、1.6Lタイプと2.4Lタイプの2つを愛用するほど、なくてはならない存在となっています。
我が家には、もうひとつホットクックの存在意義があります。夫は健康のため、野菜不足を補う具沢山のスープを週5日、会社に持っていくんです。夜型の妻が深夜に材料を仕込み、翌朝出来上がるよう予約。完成後は自動で保温モードになるので、夫は温め直す必要もなく、フタを開けてよそうだけ。妻が寝ていても支障はありません。これはなかなか便利!
ランチタイムには、スープの出来についてLINEが届きます。「おいしい」とか「ありがとう」ではなく、「今日の塩加減は良い」「トマト味は安定の出来」などあくまで感想が主。結婚27年も経てば、そんなもんですね。
それでも、毎朝ホットクックにスープが出来ていることに、感謝してくれているのだと伝わります。ホットクックは、そんなミュニケーションにも役に立っているんです。
Ranking.2
ワンコの姿が見えない時はオヤツで呼べるドッグカメラ
Tomofun
Furboドッグカメラ
実勢価格:2万7000円
留守番してる愛犬の様子が見られるHD画質のペットカメラ。カメラの前で待っているときは、その様子をスマホに通知してくれる。
我が家には2匹のワンコがいます。家族が出かけてしまえばワンコたちだけで留守番をしなければいけません。本犬たちは慣れっこですが、それでも様子は気になるもの。そこで導入したのが『Furbo』。外から様子が見られるほか、ワンコが吠えたりカメラを見つめると、スマホにお知らせが届くのです。
アプリを立ち上げ確認するのですが、カメラの向きが固定なのでワンコが死角に入ると何も見えません。そんな時は、オヤツをあげる作戦実行! オヤツ発射の音がすると一目散にカメラ前に飛んできます。ワンコ誘導作戦は無事成功。健気な姿に、思わずスマホに向かって名前を呼んでしまいます。そんな姿は、側から見ればきっと怪しい人に見えているはず。それでも、このドックカメラが大好きです。
『ジアイーノ』は、タンクの水がなくなると自動停止します。運転が停止したとたん、我が家がワンコで臭うことに気がつくんです。その瞬間、本当にあって良かったと実感しています。
難しい接続や操作をせずとも「見る・録る・残す」が手軽にできる4Kテレビ『REAL』は、テレビが趣味の品ではなく、生活に必要な家電であるということを感じさせてくれます。家族でテレビを囲んで過ごす時間を大切にしたいと思います。
色をしっかり見せてくれる『スタイリングのあかり』は、加齢とともに色を識別しにくくなった世代にとっては救世主!きっとこれからのスタンダード機能になるでしょう。生活を快適にしてくれる家電は、気持ちも豊かにしてくれます。今年もそんな家電にたくさん出会えたことに感謝です。
※『デジモノステーション』2019年1月号より抜粋。