The Humane Society によると、犬を飼っている家庭の約40%が2匹以上の犬所有者で、そのうち大部分の28%が2匹飼いをしているようです。
これらの人達はもちろん愛犬家です。
きっと1匹飼いが楽しく、2匹飼いしたくなってしまうんでしょうね。その気持ちは愛犬家なら理解できますよね。
しかし、当の犬達は2匹飼いをどう感じているのでしょうか?
今回は、新しいわんちゃんを先住犬のわんちゃんに紹介する際の5つのコツと、《2匹が仲良く出来ていない場合の5つの対処方》をご紹介致します。
新しいわんちゃんを家に迎える
もしあなたの夫/妻が、「もう1人(妻/夫)を迎える事で今の夫婦生活がもっと楽しくなるのではないか」と言ったら、あなたはその言葉を受け止められるでしょうか?
今あなたが感じた感情こそが、先住犬のわんちゃんが新しいわんちゃんを家に迎えるとなった時に感じる感情なのです。
いくら社交的な子でも、やはり気を悪くしてしまう事が少なくありません。
そこで今回は、1匹のわんちゃん家庭から複数のわんちゃん家庭に上手に以降する方法をご紹介いたします!
1. 第一印象がその後を決める
二匹を合わせる場所は中立的な場所が良く、先住犬が普段あまり遊んだり歩いたりしない場所 (訪れた事のないドッグパーク等) を選びましょう。
先住犬のわんちゃんが自分のテリトリーを守らなくて良いと思っている時、より新しい犬を受け入れやすいからです。
新しいわんちゃんを自宅で紹介することは避けましょう。
2. お散歩に一緒に連れて行く
ドッグパークで面会し、一緒に遊んだ後は、飼い主を挟んで一緒に長距離のお散歩へ出かけることがおすすめです!
2匹ともリードにつないだ状態で、人間間に入りながらふれあう事で、わんちゃんたちはストレスなくお互いに慣れる事ができます。
3.自宅に入る時の順番が大切
お散歩の後は、いよいよお家に招き入れる時です。
自宅に入る際、誰が先に入るかなどの順番はとても重要です。
人間が先に入り、先住犬が次、そして新しいわんちゃんが入ります。こうする事で先住犬にとっての新しいわんちゃんの入居を、侵入ではなく招待という形にする事が出来ます。
4. 誰がボスなのかを明確にする
全ての犬がリードを取りたがる訳ではありません。
時には新しく入った犬がお家で慣れた後にボスの座を喜んで譲る先住犬もいたりするのです。
いずれにしても、人間が先住犬をリーダーにしようとするのではなく犬達にその決断を任せるのがポイントです。
5. 私の物は私の物
ご飯は別々に、できればそれぞれのクレートか、違う部屋であげましょう。
食事する時の器のシェアや、ベッドやおもちゃのシェアは避けましょう。
ボーンや少し高価なおやつに関しても同じです。
これらはわんちゃんのガードを強くしてしまいますし、時にはけんかなどの行動に発展させてしまう事もあります。
2匹が仲良く出来ていない場合
どんなに長く一緒に住んでも、わんちゃんたちがあまり仲良くならない場合があります。この状況の起因理由はたったひとつ。それは、ストレスです。
1. ストレスの要因を突き止める
もし片方のわんちゃんのストレスの理由が、もう一方のわんちゃんではないのであれば、 何がストレスとなっているのかを突き止め、不安要素を生活環境から取り除いてあげる事が大きな助けとなります。
多くの場合、ストレスの要因は宅配便の配達人や裏庭のフェンスの上を歩く猫だったりします。
先住犬のわんちゃんがそのストレス要素に反応する時、2匹目のわんちゃんはそれを敵と察知し、窓に向かって走ったり吠えたりするなど、すぐさま反応をしてしまいます。
このストレス要素をなくす為に、何が出来るかを考えましょう。例えば、配達が来る時間帯にはカーテン・ブラインドを締めるなどの対策が可能です。
2. 運動量を増やす
運動を普段からしているわんちゃんは心身共に健康です。
エクササイズはエネルギーのはけ口としてだけでなく、「いい気分」にさせる幸福ホルモンと副腎髄質ホルモンを発生させるので、あなたの愛犬はより幸せを感じるようになります。
運動を十分している犬は、ほとんど喧嘩などしません。
3. 食べる物が体を作る
あなたが愛犬に与えている食べ物を見直してみて下さい。
質の悪いプロテインは、セロトニンという睡眠などのモードの統制を行う神経伝達物質生産能力に悪影響を及ぼします。
質の良いプロテインは、健康とストレス防衛力にとって非常に重要な源なのです。
4. 基本に戻る
犬に基本的なコマンドを教えるのは飼い主にとっては楽しい事ですよね。
子犬トレーニングクラスに参加したり、トレーナーとのプライベートレッスンに参加したりすること、わんちゃんは自分の世界をより理解する事ができます。
そして日常の物事の流れを理解した時、それらは予想可能なものになるため、日々のストレスが減るのです。
5. リラックスしよう
人間だけでなく、わんちゃんもマッサージが大好きです。
またアロマセラピーもわんちゃんには有効で、1〜2本のラベンダーオイルをバンダナや寝具に落とすと気分を落ち着かせてあげる事ができます。
また、飼い主がわんちゃんたちに静かで落ち着いた声で話しかけてあげることも大切です。
お家を留守にしなければいけない時は、なるべき時間をとってFurboドッグカメラからわんちゃんたちに話をかけてあげましょう。あなたの帰りを待つわんちゃんたちの不安を1番に癒してあげられるのは、きっと飼い主のあなたなのです。