このプロジェクトでロッキーさんが建てているのは、単なる簡易的な犬小屋ではありません。犬が寛ぐ場所や家具など、そこで快適に暮らすために必要なものがすべて備わっている、人間が暮らすような家を小さくしたものです!
保護犬たちはそこで、里親が見つかるまでの間快適に暮らすことができます。またそれによって、保護犬たちが里親に引き取られた後、その家の環境に慣れやすくすることができるのです。
「あなたのわんちゃんは健康ですか?」
わんちゃんの健康を図る指標はいくつかあります。
・食事をたくさん食べているから健康
・病気になったことがないから健康
・まだ若いから健康
このように考える飼い主様は多いのではないでしょうか。それでは、
「実際に食べている食事量は体格に合っていますか?」
「血液検査や画像検査でも異常はありませんか?」
「年齢が若い事は健康であると本当に言えますか?」
と質問されて、しっかりお答えできる飼い主様はどれくらいいらっしゃるでしょう?
そこで今回は、日頃からわんちゃんの健康状態を正確に見極めるための3つのサインと、そこに合わせた健康改善方法をお伝えします!
愛犬の栄養状態を測る指標としてボディ・コンディショニング・スコア(BCS)というものがあります。
BCSでは、「上からの見た目」「横からの見た目」「肋骨の浮き具合」「腰」の4つのポイントから栄養状態を判断します。
5段階もしくは9段階で痩せすぎ~肥満までを評価します。
肋骨が浮きすぎていれば痩せ体型、上からの見た目で皮下脂肪が付き過ぎている場合は肥満体型となります。
痩せていれば食事量を増やしたり、食事内容を見直したりします。
それでも改善しない場合は病気が隠れている可能性があるため、獣医師に相談しましょう!
肥満体型である場合は、逆に食事量を減らしたりしますが、急なダイエットはヒト同様身体に負担がかかりますので、その場合も獣医師に相談することが必要です。
体重量、飲水量、排尿量、食事量、運動量が健康状態の指標となります。
基本的には健康な日のそれぞれの量を指標として、何かおかしいなと思った時に比較してみましょう。
飲水量や排尿量が増えてくると、様々な病気が考えられる場合もありますので獣医師に相談してみましょう!
また、季節に応じても変動してくる事がありますので、前年の時の指標を記録しておくと比較する際に便利です。
目の色、歯茎の色、舌の色、皮膚の色、うんちの色、おしっこの色を健康の指標とすることが出来ます。
異常な色として
・目が白くなってくると白内障や核硬化症の可能性
・歯茎が白くなっている場合、貧血の可能性
・舌の色が紫であればチアノーゼの可能性
など、様々な色の変化が病気のサインになりますので、色の変化があった際は獣医師へ相談しましょう!
いかがでしたか?
日々の愛犬と過ごす時間に健康状態をチェックしてみましょう!
「栄養」「量」「色」を観察し、記録することで、愛犬の長生きの一助となれば幸いです。