今回はモデルやタレントとして活躍されるFurboユーザーの森泉さんにお話を伺いました!
森さんとワンちゃんの日常や、コロナ禍においてワンちゃんのために森さんが考えていることなどを伺いました。
行楽シーズン真っ盛り。
今年のゴールデンウィークは最長で9連休という方もおられるとか。
愛犬家の皆さんも、ワンちゃんと一緒の旅行や遠足を、検討されているかもしれません。
長時間のドライブに関する注意点をまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。
〇 移動計画
人にもワンちゃんにとっても、無理のない移動や休憩の計画を。
2時間の運転ごとに最低15~30分の休憩をとるように心がけてください。
高速道路にはドッグランやカフェを備えたサービスエリアがあります。
できればランでワンちゃんにも体をほぐしてもらいたいものですね。
しかし非常に人気が高く、特に土日やGW中は混雑します。
また渋滞などで計画が狂い、このようなSAを利用できないこともあります。
その場合は別のSAや近隣の観光施設で、休憩をとる案も用意しておくと安心ですね。
(↓ドッグランのある高速道路のSA)
http://sapa.c-nexco.co.jp/guide/dogrun
残念ながら、最近は特にSAのドッグランでワンちゃん同士のトラブルが増えています。
トラブル防止の為にランに入っても、直ぐにはリードを外さないようにしましょう。
また、他のワンちゃんが入ってきたら、ご自身のワンちゃんにリードを再度着用させてください。
ワンちゃんの様子を見て、場所と互いの存在に慣れてきたらリードを外しても良いでしょう。
また、他のワンちゃんと接触させたくない場合で先に利用しているワンちゃんがいたら、相手の飼い主さんに「次に使いたいのですが、いつ頃、出られますか?」と一声かけてみてください。
他のワンちゃんが入って来る場合は「すみません、後〇〇分で終わりますので、しばらくお待ちいただけますか?」と。
トラブルの大半は、飼い主同士の譲り合いと話し合いで回避できるもの。
お互い気持ち良く利用しましょう。
〇 ワンちゃんの健康状態の確認
ワンちゃんの健康状態に加え、ヒート時期の確認、ワクチン接種やダニ予防もお忘れなく。
万が一に備えて、旅先にある病院と診療時間等を把握しておくことを、お勧めします。
また、ペット保険に加入されている場合には保険証をご持参ください。
結婚式などで長時間ワンちゃんから離れられる場合には、預かりサービスを利用されてはいかがでしょうか?
このような施設の中には、個々のワンちゃんの排泄・食事・運動の内容と時間やどんな様子で過ごしていたか(例:静かだった、遊んでいた)をメールや書面で報告するサービスや、furboなどのペットカメラでワンちゃんを常時撮影しネットで発信するサービスを提供するところもあります。
〇 持参したいもの
・ フード、水、容器
・ 薬、ブラシ、迷子札、ダニ除けスプレー&シャンプー
・ 水のペットボトル(2ℓ入り)、氷が入る広口の水筒、ファスナー付きビニール袋
・ クレート、ペットカート、マナーベルト、パンツ
・ ペットシーツ、シャンプータオル、ぞうきん、ビニール袋、タオル、毛布
・ 救急セット、ペンライト、鑑札&ワクチン接種の証明書、
水のペットボトルは一日の水の接種量を確認し易い上に、気温が予想以上に上がる場合、冷水に詰め替えてワンちゃんの体を冷やすのにも便利です。
〇 車内での過ごし方
車内温度は20℃が目安。ワンちゃんを載せる場所としては、安全な順に
1. ラゲッジスペースに置いたクレート(ハードタイプ)
2. 後部座席にフックとハーネスなどで体を固定
3. 助手席のドライブボックス
と言われています。
緩衝材付きのドライブボックスに入っていても、エアバッグが膨らむと危険な場合も。また後部座席の場合は、シートの上よりも床が安全だそうです。
換気は必要ですが、ワンちゃんが車内で自由に動ける状態であれば窓はできる限り開けないように。
気温が低くても日差しが強いこともあるので、こまめに水分を補給させて毛布やタオルで日当たりを調節してあげましょう。
〇 車酔い予防
車酔いの症状の例としては以下があげられます。
・ 元気がない、だるそうにする、落ち着きがなくなる
・ あくび、クンクン鳴く、舌なめずり、大量のヨダレ
・ 嘔吐
今回が初めての長時間ドライブなら予行演習をしてはいかがでしょうか?
15分程度から2時間まで段階的に慣らします。
大切なのは、行先に公園やドッグラン、ドライブの後にもらえる特別なトリーツなど、ワンちゃんの『お楽しみ』があること。
あるワンちゃんは、飼い主さんがSAで休憩中に分けてくれるアイスクリームだとか。
食事制限などがなければ、こんなお楽しみも有効ですね。
長時間のドライブで一番困るのは嘔吐。
ワンちゃんのお腹が空であれば嘔吐はまず起こりませんが、胃酸過多のワンちゃんは胃液を吐くことがあります。
日常から胃酸過多のワンちゃんには、ドライブより2~3時間前に食事を済ませておく、またはドライブ前にほんの少量だけ与える方法で予防して下さい。
車酔い防止に一番有効な方法は、移動中にワンちゃんをできるだけ寝かせておくこと。夜間の出発もご検討ください。
夕食後に最低30分食休みさせて、十分に運動させます。
2~3時間をかけて、ご家族自身の準備や仮眠を済ませ、ワンちゃんに排泄をさせて出発。クレートに入れておけば、3時間程度はぐっすり寝てくれます。
休憩で車を降りる際には、必ずカラーとリードを装着させてから。
夜間はSAのランも空いていますが、照明が付いていないことも考えられるので、利用時にペンライトがあると安心です。
せっかくのお出かけです。人もワンちゃんも笑顔で過ごしていただきたいものですね。
元気な笑顔いっぱいの楽しい旅を!