どうも、1ヶ月のご無沙汰です。とーさんです。
今月はずっと準備していたオリジナルチャイミックスをついに通販開始しました!!
そのむかし、僕が長年チャイをつくっていたお店にオリジナルブレンドのセイロンティーとスパイスミックのセットを発注。現在のとーさんのインスタグラムのアイコンを描いてくれているシンガポール在住のイラストレーター@chappie85さんが描き下ろしてくれた、福、とも&もえのイラストをデザインしたエコバッグに入れて販売します。売り上げを犬猫保護の活動を行う基金に寄付する予定です。福ととも が協力してチャイを入れて、それをもえがおいしくいただいているこのイラストがかわいくて大好評。いっそTシャツでも作っちゃおうかなと調子にのっております。
こうしてみなさんのご厚意をいただくと、あらためて責任感で気持ちがピリッと引き締まりますね。そういえば、Furboにもチャリティ基金があって、動物福祉を精力的に行う団体の支援をしているのをご存知ですか? 現在はNPO法人ランコントレ・ミグノンで保護している犬猫たちをFurboライブ映像で配信中。気に入った子がいたらトライアルに名乗りをあげることもできるそう。そして期間中に保護犬を迎え入れた方にはFurboを無償で提供してくれるそうです。これはうれしい。
Furbo For Goodはこちら
ところで、僕は夏でも冬でもお砂糖をたっぷり入れたチャイをいただくのですが、やっぱり、冷え込みが厳しいこの季節はチャイが骨身に染みます。19歳で初めてインドを旅した時、路地にあるチャイ屋で素焼きのカップに注いでもらうチャイのおいしかったこと。インドの雑踏を眺めながらチャイをすすって、ちょっとカッコつけてたなあ(笑)。ここに写ってるチャイ用のヤカンはそのときカルカッタの荒物屋で買ったものです。
しかし、こうして熱いチャイが沁みる季節になると、外にいる野良ちゃんたちが心配になりますね。我が家のまわりにもたくさんの野良猫ちゃんたちが過ごしているのですが、夏場はあまりみかけなかった子達が、うろうろとうちのベランダや、窓辺から家の中の様子を伺っているのが見えるのです。寒いからおうちに入りたいのかなあ。ついつい情が移ってしまいます……最近も、おそらく生後4ヶ月くらいでしょうか、黒猫ちゃんが遊びに来る様になってしまいました。はたして野良なのか? 自由に育つ飼い猫なのか……無責任な餌やりもいけないとは知りつつも、やはり、ひもじくないか? 寒くないか? 気になってしかたがないとーさんなのでした。
そんなとーさんの気持ちの隙間にスルスルと入り込んだ二匹の猫たち、とも と もえ。今ではすっかり、家猫らしくなりました。緊急事態宣言も開けて、福と三匹でのお留守番も増えましたが、最近はこんな感じで仲良くホットカーペットの上で暖をとっているようです。
あれ? ちょっとバトってる??(笑)
でも、決して本気ではやりあってないし、だいたいまったり寝ているから大丈夫。きっと、ひとりで留守番していたときよりも福にとっては気が紛れているはず。
どちらかといえば、福と一緒にいる時間が長いのはともの方で、いつもおたがいをクンクン嗅ぎあって、確認しているように見えます。とくに、そのあとぺろぺろベタベタするわけではありませんが、同居しているルームメイト的な感じでしょうか? この様子を確認できるだけで、留守番させてるときの気持ちがすごく軽くなるんです。ああ、気持ちよさそうに寝てるなあ。よかったなあ。
でも、そんなとき、ときどきいたずらしくなっちゃうんですよね。マイクをオンにして「にゃーお」と呼びかけてみたり(だいたいぎょっとして振り向きます)。おやつボタンを連打したり(遠くにいたはずの福まで猛ダッシュでやってきて大騒ぎになります)。どうしても放っておけない、とーさんなのでした。
さてさて、もうひとつの近況報告です。先日、テレビの取材を受けました。12月中にオンエアされると思いますが、とーさんと福、そして娘のつむじがでます。いや、もしかしたらボツになるかもしれないから、わからないけど、たぶん出ます。
じつはちょうど1年前もテレビの撮影があって、撮影チームがとーさんの家に訪れたことがありましたが、なんと今回は福が格段の進化をとげていたのですよ!
ピンポーン(ドアベル鳴る)
撮影スタッフ様の来訪を察知した猫たちが右往左往、必死に身を隠す!ここまではいつものお約束です。し、しかし、昨年まではおなじく右往左往して身を隠していた福が、スタスタと玄関へ。なんとお出迎えモードです。ちょうどカメラが回っていたのでもしかしたら、その様子が映ってるかな~~ 映ってたらどうぞ褒めてやってください。
それから、とーさんと娘はカメラの前でインタビューをうけたのですが、その時も福はソファーでかなり困った顔をしながらも、じーっと大人しくしてました。
その後撮影したお散歩シーンでも、前に後ろにカメラマンたちがいるにもかかわず、おびえることなく上手に歩くことができました!! えらいね!!
苦節5年、やっと、お客様に顔を見せることができる様になった福。我が家に来てくださるみなさんは、ほぼ100パーセント、福、とも、もえ に会いたがってくださるのですが、まあ、ほぼ100パーセントだれにも会えずにお帰りになるという(涙)。そんな現実がいま、福の成長によって終わりを告げようとしているのです。
またお知らせできるタイミングになりましたら、詳しい番組名などインスタグラム等でお伝えしますので、もしよかったらご覧くださいませ。
小林孝延
福井県出身、編集者。月刊誌「天然生活」創刊編集長。「ESSE」編集長を経て、現在は(株)扶桑社執行役員兼編集局長。保護犬福と保護猫とも&もえと暮らす。朝日新聞の犬猫サイト「sippo」にて「とーさんの保護犬日記」連載中。