今回は、この度新しく発売されたFurbo360°ビューを一足早く使用してみてのレビューをお届けします。これまでのFurboの機能になんら不満があったわけではないのですが、左右360°にカメラを首振りできる新機能、使ってみてびっくり納得。めちゃくちゃ便利な優れものでした!
うちではリビング全体が見渡せるところにメインのFurboを設置していました。これはこれですべてが見渡せますので、どこに 福、とも、もえ がいてもよくわかったのですが、全体を広角レンズで捉えているために、ちょっと画像が遠いんですね。かわいい我が子の表情を覗こうにも、ちょっとだけ遠い。かといって、表情をよく見るためにみんながくつろぐソファにFurboを近づけてしまうと、今度は部屋全体を見渡すことができない。うーーーん、このジレンマ。このジレンマを新機能360°ビューは一気に解消してくれたのです。
この春から娘の学校もリモートからリアルに切り替わり、福、とも、もえ のお留守番時間がコロナ以前の状態に戻ってきました。そんな事情もあって、みんなの留守中の様子が気になるタイミングで搭載された360°ビューは、まさに待ってましたの新機能。
さっそくニュー・Furboをソファのすぐ前にセット。これなら、それぞれの表情をしっかりと確認でき、彼らがリビングのどこにいてもほぼ見渡すことができます。
電源をいれると「ウィーン」と本体が回転して、すぐにセットアップ完了! おおお!!(まじで感動のあまり声がでました)。あとはスマホのアプリからニュー・Furboをセレクトするだけで接続完了です。とっても簡単!
アプリの画面には左右に矢印マークがでていますが、ここをタップすると本体が回転します。お、さっそく 福 と とも がラグのうえでくつろぐ様子が、まるで部屋にいるくらいの感覚で見えてきます。「ひだまりの中リラックスしてますなあ」と微笑ましくカメラを右に移動させてみると、チェアの上でゆうゆうとくつろぐ もえ の姿も。みんな、はじめて見る360°ビューに興味津々ですね。ちなみにFurboのカメラは4倍ズームが可能、さらに暗視モードもついているから帰りがおそくなっても安心(ダジャレじゃないよ)。新機種の暗視カメラは<カラー暗視>なので、これまで以上に部屋の様子がよーくわかるのもうれしいのです。
▲ちょうどテレビの横にこれまでのFurboが見えると思いますが、これくらい設置場所が変化したことがわかるはずです。
3時に開くようにセットされている自動給餌器を視界にいれつつ、まだかな、まだかなと待つうちにうっかり眠ってしまった 福 の姿もこのとおりです。
▲さらに! なんと福が眠りこけて気づかないのをいいことに、そーっと福のおやつを盗み食いするともの姿まで写ってしまって、モニターの向こうで大爆笑。
あと、何気に僕が「これはうれしい!」と思っているのが、飛び出すおやつのサイズを選ぶことができるようになったこと。飛び出しシステムもリニューアルされていて、詰まりもなくて快適です。カメラの回転機能で狙いを定めて発射すれば、もえ も大好きな「いぬくんれん」(うちでは石田ゆり子さんのハニオ日記にちなんで猫に犬のボール投げのような遊びをすることをこう呼んでいます)も思いのままです。
こんな調子で、もう楽しくて1日中、右に左にFurboを回転させてしまう とーさん です。使えば使うほど、AI学習機能でFurboがどんどん賢くなって、さまざまな行動パターンを理解し、精度が高まっていくんです。驚くべきことに、近日中にワンちゃんの自動追尾機能も実装するそうなので、いやあ、もうこれまた楽しみすぎますね。
もちろん従来通り売上金の一部をチャリティ基金に充てられるとのことなので、ぜひ、この機会に試してみてはいかがでしょうか!?
小林孝延
福井県出身、編集者。月刊誌「天然生活」創刊編集長。「ESSE」編集長を経て、現在は(株)扶桑社執行役員兼編集局長。保護犬福と保護猫とも&もえと暮らす。朝日新聞の犬猫サイト「sippo」にて「とーさんの保護犬日記」連載中。
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