前回の続きです。まだまだとーさん的には新機能360°回転カメラを装備したFurboの余韻が終わっておりません(笑)。
しかも、ついに今回から念願の「自動追尾」システムを搭載したんです。
見てください! こんな感じでわんこたちの動きを察知して動きに追尾していくんです!!
うちの場合は犬1猫2の多頭飼ですが、それぞれの動きにツィーっと追従。AI学習ってやつでしょうか。まさにかゆいところに手が届く仕様で、出先でもまるでリビングにいるかのようにみんなの様子を見ることができ、本当に安心です。
↑ とーさんの腹筋運動wwwww
いやいや、もう楽しすぎて仕事せずにずっとFurboを覗いてしまいますね。
ところで先日、3年ぶりに福をトレーナーの先生のところに預けました。コロナになって以来、家族皆で家を空けることがなかったのですが、姪の結婚式で関西にいくことになったため、お願いすることにしました。
先生は福の気難しい性格を熟知しているので、
「いきなりは心配なので、事前にすこしだけでも会っておいて練習したほうがいいかもしれません」と配慮してくださいました。
ところが、とーさんがめちゃくちゃ忙しくてなかなかその時間をとることができません。困ったなあ……
ずいぶんと悩んだのですが、最近はお客さまや宅配便が来てもとりあえずは顔を見せるようになってきているので、「まあなんとかなるか!」と腹をくくり、ぶっつけ本番で当日のお迎えを待つことにしました。
ピンポーン。
ドアベルが鳴ると、福は一目散に玄関へ。
あれ?
しっぽぶんぶんフリフリなんですけど……
玄関を開けるまではピシッとお座り。こんな姿、ご飯を待つときすらしませんよ、おやおやどうしたことやら。
そしてこのあとさらに驚くことが!!
3年ぶりに会ったトレーナーの先生(の奥さん。福は女性が好き)に会うやいなや、体をくねらせて、スリスリスリスリスリーーーーーー
こすりつけて、あまえて、クーン、クーン、クーン。
こんな風に甘えるなんて本当にびっくりで、あまりの出来事にとーさんは感激して涙があふれてきたのでした。
そのあとは自らお迎えの車に乗り込み、にっこり余裕の笑顔。
福を迎えいれると決めたあの日もちょうど先生にお世話になりました。人間を信用することができず、心を閉ざしきっていた福。
それが今、こんな風に「大好き」を表現できるようになるなんて。
保護犬のなかでも野犬はなかなか人馴れが難しいとよく言われます。過酷な環境で生き延びたDNAが体に宿る彼らは本当に利口で、簡単には人間のことを信用しません。でも、一旦心を開けばこんなにも愛情深く、人間と気持ちを通わせることができるんですよね。
↑ お友達と楽しそうな福
なんだか感無量のとーさんです。こうして他の人や動物たちと共同生活を送ることは福の心にとってもすごく価値あることだと思うのです。これからもときどきこうした機会を作ろうと強く思いました。
もっとも、最近導入した自動給餌システムと、Furboの自動追尾システムがあれば、これからは少しくらいならお留守番が長くなっても大丈夫かなあとも、思うんですけどね。